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内容説明
「部下が主体的に動いてくれない」「チームがうまくいかない」と嘆くリーダーは多い。
鍵となるのは「部下を動かそう、組織を変えようとするのではなく、リーダー自身が変わること」。
「うまく伝えて人を動かす」ではなく「このリーダーのためなら動ける」というチームが一番強い。そのための方法こそ著者が研修で伝えている「リーダーのセルフマネジメント」。
どんなビジョン(思い)を持って、そのためにどういう言葉で話し・伝え、日々の行動をしているのか。それらが一貫性を持ったとき、人は勝手に動き出す。
リーダーのためのセルフマネジメント法によって、自分も組織も変わる。
目次
第1章 なぜ御社のチームは強くならないのか?
第2章 「自分を知る」セルフマネジメント入門
第3章 「セルフリーダーシップ」 を発揮する方法
第4章 「相手を知る」コミュニケーションマネジメント
第5章 リーダーシップを発揮する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
72
部下に思い通りに動いてくれないと悩むリーダーに向けたアドラー心理学的マネジメント法。ポイントは、リーダーとして「課題の分離」から始めること。①自分を知る、②セルフリーダーシップを発揮する、③相手を知る、④リーダーシップを発揮する、と順番が重要。「自分をマネジメントできなければ、他者をマネジメントすることはできない。」内容も圧倒的に①と②のボリュームが多い。セルフリーダーシップを、「あり方」を整える、と自分の行きたい未来に向かう、と定義した点は面白い。③と④は、他のコミュニケーション本に内容は近い。2023/11/12
ユート
1
タイトルの意味が読み進めていくうちに分かりました。実感した瞬間は「なるほど!そういう意味か!」と手を打って喜びました。 部下をテクニックによって、自分に都合よく動かそうとするのは、リーダーのエゴ。 部下も一人の人間であり、かけがえのない人生を持っている。リーダーと部下は、一つの目的を持った組織において「異なる役割を担う独自の存在」である、そんな土台の価値観を忘れてしまいそうでしたが、本書を読んで思い出せました。2023/04/05
shun
1
アドラー心理学を取り入れており、実践方法が分かりやすかった。2022/04/09
Munedori
0
会社が実施したテストによると、部署内では私だけが違うタイプで、部下は全員性格傾向が同じだったことが判明。私は新しいことへの挑戦を好み、彼らは現状維持を望む。部下がつまずいたときの対処法とあったが、ずっとつまずきっぱなしという場合。例えば、一定の英語力が前提の仕事の場合、まずは英語を勉強せよ、という話になる。しかし、英語は無理!と手を上げられたらどうすればいいのか。それが多数派だったら。英語が嫌で退職する者もいて。結果、英語のできる人に仕事が集中しすぎて疲弊している。どうしたものか。2023/01/04
たけ虫
0
★★☆☆☆2022/08/20