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内容説明
萩原朔太郎、ブレヒト、チェーホフら、文豪たちの作品を漫画化した諸作、詩心と諧謔味に溢れた幻想譚、そして、あっけにとられるナンセンス! その、一筋縄ではいかない不思議な世界を、ご堪能あれ。
武富健治(漫画家)「ぼくが山川兄いの漫画を読みたくてたまらなくなるのは、寝つく前の夜更け、部屋にひとりで、少し心の冴え渡ってきたそんなときだったり。そんな夜でも、ナルミさんに会いたい夜もあれば、半月目のあのコでなくちゃ!という、夜もあって。あやしいあのコや、タコ足のアイツたちが、いっぱいつまった新しい一冊の本が、見知らぬあなたの本棚に入るのは、想像するだけでたまらなくうれしい。この本は、いわば、アナザー・サイド・オブ・山川直人、なのです」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
白い駄洒落王
14
奇妙な作品が多数で掘り出し物の短編集だった。「タヌキ」が個人的ベスト。2014/01/02
阿部義彦
11
山川直人さんのわりと変な傾向の漫画を集めています。自分の世界をもっています。永島慎二との共通性を何となく思った。これはハマりますね。2018/05/25
magurit
9
山川直人らしからぬ印象。こういうのもいいな!2022/09/06
春風のぼる
7
初期の作品集で、今の雰囲気と違うテイストもありますが、こういうのも好きです。読書欲が出てきます!2016/05/21
フレッドフレッドバーガー
4
詩的なニオイを特徴とする山川作品のなかでも、とくに前衛的な傾向が強い一冊。理解するべきものではなく、味わうための漫画。それは名作「シアワセ行進曲」の象徴的メッセージ「パンやご飯のになるような漫画を描きたい」という理念に通じるものがある。2010/04/11