内容説明
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西洋美術を学ぶ人にとっては避けて通れない古典、ジョルジョ・ヴァザーリの『芸術家列伝』。ルネサンス期の芸術家たち133人の人生をときにスキャンダルも交えながら描きだしたものです。
ただ、450年前に書かれたこともあり少々読みづらいのと、史実とのずれが今日指摘されています。重要な書籍だけれども一般の読者には手が出しづらい……それが『芸術家列伝』のこれまでの立ち位置でした。
そんな悩ましさを解決すべく、原文を要約し、史実とのずれを修正しながらわかりやすさを心掛けてまとめたのが本書です。イラストもふんだんに盛りこみ、楽しいトリビアも満載です。
今回は133人のなかから巨頭ミケランジェロに絞り、その芸術家スピリットと、真面目さゆえの悩ましき人間の側面も楽しく描きました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
miyu
27
私がフィレンツェとローマに行くのはミケランジェロに逢いたくなるからだ。ものすごく彼が好きで時々どうしようもなく彼の残したものを見たくなる。あの頃フィレンツェには偉大な芸術家が沢山いたがドナテッロとミケランジェロは別格。それは私が絵画よりも彫刻が好きだからだ。(だからダ・ヴィンチは苦手)私以上にミケ・ラブなヴァザーリが愛に溢れて記した「芸術家列伝」は傑作だがこの本はミケの一生とそれに関わるヴァザーリを奇妙なイラストを駆使して(笑)わかりやすく紹介している。入門書にはよいが、ミケ・ラブな私には物足りなかった。2016/06/14
takakomama
3
イラストとセリフのどぎつさには閉口しますが、解説やコラムはわかりやすいかな。2023/04/21
k
2
美術本を読むと必ず出てくるヴァザーリ。「芸術家列伝」ってなんかすごいタイトルだなと思ってたけど、おかげで500年前の巨匠たちの姿がうかがえる。システィーナ礼拝堂天井画が出来上がった時は感動的だったし、葬儀の時は泣きそうになった。彫刻を彫る時、正面から後方にひたすら彫っていく、石の中から像が浮き出てくるみたい、というのに驚いた。2020/08/10
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