内容説明
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歴史に名を残した偉人たちとはちょっと違う下級志士がテーマです。志士も多くは誰もが歴史小説のように“立派“だった訳ではないのです。中には、時間だけはたっぷりある幕府のごく潰しの武士たちが、暇だったので攘夷というブームに乗ってみた者、給金目当てで佐幕側についた者もおり多種多様。逆に農民も、動乱のさなか、運があれば武士(もどき)になれてしまう為、頑張りすぎてしまった者がいたりと人生いろいろ……。
そのようなこれまでの志士像では捉えきれない当時の空気感や時代性を詳細に解説しております。
全ページを判りやすいイラストと文章で構成。時代に翻弄された志士たちの生きざまを通じて幕末の本質に迫ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taka
6
Amazon99円本。これから燃えよ剣読むつもりなので軽い予習。それにしてもペリー来航から15年で幕府は倒れた。まさに激動の時代。でも一方で15年かとも思う。ひしひしやばいぞでもゆるゆる時は過ぎて。遂にはどうにもならなくて倒れる。そして世界がガラリと変わる。これってこれから今まさにまた起ころうとしているのでは?うーんでも平成時代はなんとか30年やり過ごした訳だし。昔のコレラや風疹が流行った。昔は新選組かっこ良いなと思っていたけど今見返すとうわあなんか野蛮そうと思う。京都見廻り組とかと比べると。吉田松蔭2020/03/17
onepei
3
明治維新期の小ネタ集2019/12/08
櫛橋光
1
志士と言うと、維新に功績のあった人物や其なりの志を持った人物と言うイメージですが、本書では維新側旧幕府側問わずに幕末維新時代の人々を指してます。高い志を持った人ばかりで無く、主義思想関係無しに普通の人々にも焦点を当ててますわ。雑学的な事を分かり易くした載せてる本です。 写真は無くイラストのみですが、見易いイラストですわ。前半は武士階級がメイン、中盤は戦や軍、後半が市井の人々と大まかに分かれてますわ。 私的には、各藩毎の軍装や武器防具のイラストが分かり易くて良かったですわ。2020/02/17
ひ※ろ
0
★★★☆☆2022/05/28
guanben
0
目新しいことは書いてないけど、図説がわかりやすくてよいな。2019/11/27