河出新書<br> 読書とは何か 知を捕らえる15の技術

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河出新書
読書とは何か 知を捕らえる15の技術

  • 著者名:三中信宏【著】
  • 価格 ¥979(本体¥890)
  • 河出書房新社(2022/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309631479

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内容説明

読書とはつねに「部分から全体への推論」だ――無慈悲にも一般人を拒絶する学術書から歴史的大作まで、博覧強記の進化生物学者が独自の分類法を用い、知識を自分のモノにする読書術を伝授!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

106
読書の基本に立ち明けって説明してくれています。ただ対象読者はかなり高度な方だと感じました。専門家や学者さん向けのものではないかと思います。往路と復路があってそれに対してどのように対処するのかが書かれています。私には程度が高すぎる気がしました。ただ参考に挙げられている本などに興味がわきました。いい本だとは思うのですが‥‥。2022/02/17

またの名

8
作家ケルアックの長編『オンザロード』を系統樹により各部分がどのように展開してるか分岐階層化とカテゴリー化のインフォグラフィックスを用いて可視化するとかいう誰得の図が出てきて、さすがこの著者。本を読みながら断片としてのノードをサンプリングしてその集積が作り出すネットワーク状の情報にアブダクション推論を加えるという、能動的な読書法を示す。この話をもっと詳しく理論的技術的に聞きたかったけど、論理実証主義にかぶれて生物学を公理系の論理式の下に統合しようと試みる解読不能と見做された奇書など面白い話が多く満足度高め。2026/05/21

ななこ

8
「読書」にまつわる本を読みたくなって、1年以上前に読んだのを再読。序文を読んだだけでも読書欲を刺激される。 この本のいいところは、数多の学術書や鈍器本を読み落としてきた著者が現代の効率読書主義の正反対をいく読書法を唱えているところ。本は推論の素材であり、しっかり自分の頭で考えることに価値がある。 それにしても。本に魅了され取り憑かれた人が書く文章を読んでいると、自分ももっと本が読みたくてたまらなくなってくる。眠れる狩猟者が目を覚ますかのように。2025/02/10

さとまる

8
よくある読書術の本だと思ったら手痛いしっぺ返しに遭う。読書を狩りに例える著者のそれは歯ごたえのある大部を対象としたもので、本を骨の髄まで喰らい尽くそうとするもの。読みながら付箋やマルジナリアなど痕跡を残しそれをノートにまとめる「往路」は自分もやっていたが、それを体系化する「復路」は実行するどころか考えつきもしなかった。もっと深く本を読まねば……そもそも読むとは……となる一冊。2022/05/27

やす

5
何のために読むのか、どうやって読むのかについて正面から向き合っている。読書とは狩りであるという主張に共感した。2023/11/07

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