犯罪・非行からの離脱(デジスタンス)

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犯罪・非行からの離脱(デジスタンス)

  • 著者名:岡邊健【編】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • ちとせプレス(2022/01発売)
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  • ISBN:9784908736230

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内容説明

離脱(デジスタンス)の多面的で深い理解へ。犯罪や非行をしなくなること,しなくなっていくプロセス――犯罪・非行からの離脱――が近年注目されている。離脱を多面的に深く理解するために,気鋭の社会学者たちが集結。離脱に関する言説の分析,インタビュー調査を用いた実態の分析,離脱や犯罪・非行に関する理論的な検討を平易に紹介する。

目次

第1章 犯罪・非行からの離脱
第1部 犯罪・非行からの離脱に関する言説
第2章 新聞報道記事に見る「立ち直り」
第3章 犯罪ないし非行からの立ち直り言説に関する歴史的検討
第2部 犯罪・非行からの離脱の態様
第4章 少年院ではどんなことがなされているのか
第5章 「離脱(デジスタンス)」の過程で保護観察が果たす役割
第6章 更生保護施設における処遇の専門性
第7章 「問題者」を越える実践としての家族の記述
第8章 薬物依存からの「回復」をめぐる困難
第3部 「犯罪・非行からの離脱」を問い直す視座
第9章 「離脱」研究における規範的定義論の不在を問題化する
第10章 犯罪定義の批判的検討

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

5
「犯罪・非行について学問的知見を手掛かりに多くの市民が親しみ、考えることができるような刊行物」という当初示されたコンセプトよりはやや学問寄り、教科書的な印象を受けたが、「立ち直り」という更生支援で見かける用語がどの段階からどのような意図で登場し取り込まれていったか、犯罪や非行を行った当事者と家族の関係(家族が非行などの原因でもありまた支援者として当然に期待されることなど)に関する考察が特に興味深かった。2022/09/16

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