内容説明
常識・感染・平和・情報・広告・貨幣・管理・交流・解放…9つのキーワードを巡り解き明かされるこの社会の「仕組み」と私たちの「盲点」とは? まなざしのデザイナーが贈る決定的思考法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
38
二回目。各論で見ると、広告の定義に関しては原野守弘「クリエイティブ入門」の方が腑に落ちる。国債の捉え方も藤井聡の著書より弱い。まだ政府の思惑に引きずられている。だが総論としてみたら新たな自分への最高の入門書。世界は容易に変えられない。だが世界を見る己の眼差しは今日にでも変えられる。まさに読書のすすめの店主・清水克衛さんが掲げる「一人庶民革命」だ。優しい言葉で近寄ってくる連中に操られないためのキーワードは三つの「り」。そしてその順序の遵守。自分さえ良ければいいでは自分も良くならない。さすがにもう気づいてる。2023/01/14
Y2K☮
38
いま我々に必要な革命。それは国や世界ではなく、自分自身のものの見方を変えること。著者の提言に同意する。己が世界の一員である以上、己が変われば世界も変わるのだ。コロナやワクチンの実態に関してもかなり踏み込んだ発言をしている。ほぼ私の考えと同じだった。この内容で書くのは勇気の要ることだったはず。気になる人は書店で最終章の「解放」だけでも立ち読みして欲しい。自分を解放する3つのキーワードに触れて欲しい。国民を無知な牧場の牛にし、安全の幻想に囲い込むデジタル管理社会が迫っている。生きる姿勢をアップデートする名著。2022/03/08
Tenouji
16
自らの精神の革命を促す書。「おまえたち人間には信じられないようなものを私は見てきた。オリオン座の近くで燃える宇宙戦艦。タンホイザー・ゲートの近くで暗闇に瞬くCビーム、そんな思い出も時間と共にやがて消える。雨の中の涙のように。死ぬ時が来た。」直接は関係ないが、ブレードランナー(1982)のレプリカントの最後のセリフを思い出した。この映画も確か「目」がモチーフであったな。視座のあり方の別様な表現がもっと生まれてくるといいね。2022/02/12
イワハシ
5
世界で起こっているあれこれをどのように見るか(知るか)についての指南書。全てを俯瞰することは難しく、ともすれば陰謀論が入り込む恐れがある。著者はそこも視野に入れつつ、「補助線」の引き方を考える。ちょっと読みにくいが面白い2023/12/24
zhiren
1
2023年度神奈川県公立高校入試出題作品。本書のタイトル「まなざしの革命」とは、自分の「まなざし(物事の見方)」が、他者(政府、メディア、広告、SNS...etc)によっていかに狭められ、固定化されているかを自覚し、そのまなざしを自ら転換させることを意味する。筆者は、他者に誘導されるまなざしを、欲望を餌にした「利」・怒り(と正義)を餌にした「理」・無知を餌にした「離」に分類し、自覚的に変えられる自らのまなざしを、A(対抗/共生)・B(よりよく/バランス)・C(管理/協力)に分類する。2025/03/25