リイドカフェコミックス 黄色い耳(((胎教)))

著者名：黄島点心【著】

リイド社（2022/01発売）

• ISBN：9784845861156

内容説明

DVクソ野郎を殺して埋めた山中で、運命の相手に巡りあったゴリゴリのギャル・レーナ。しかしそれは、キノコのような、耳のような、人間ではない何か…「耳ュータン人(ミュータント)」だった！ 彼と結ばれて耳たぶに身ごもった子供を守るため、レーナは耳ュータン人・耳っちと逃避行を始めるが…!? 大幅な加筆・修正により完成した壮大無比の大長編「耳地獄(((胎教)))」の他、兄の耳の穴に棲みついたアリジゴクと少女を描いた「耳地獄(((帰郷)))」を収録。奇才・黄島点心の濃縮奇想最新刊！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ﾄﾞﾝﾄ]

日本政府も認めた奇想の才人、黄島点心の最新単行本は、黒ギャルが耳の子を生みます。また訳のわからんことをと思っている人はこれを読んで「黒ギャルが……耳の子を生んでる……」と恐怖で立ちすくんでください。本気の異常現象が展開し続け、野暮を言う前に胸ぐらを掴まれてビンタされ続けます。ガヤガヤした絵柄はかわいらしくキャッチーで、これで狂ったような悪ふざけと無慈悲で壮大な物語が紡がれていく。脳がめくれるような感覚が味わえるので、強烈なビタミン剤のような役割を果たすのではないかと思います。憂いのある日常を送る人は必読！

2022/02/01

[さ]

まるで訳が分からない！！！〈胎教〉はおもしろかった！

2022/02/17

[○○○ ○○]

良い。周縁的な存在としてしたたかに生きる黒ギャルのあり方こそが怪異と世界の境界の目撃(耳撃？)者として今、最もふさわしいのではないか

2022/02/09