内容説明
世界が注目する理論と運動の最前線!
フェイクニュースが蔓延するなかで、メディアリテラシー教育が世界的に注目されている。国連・ユネスコが進める最先端の理論と運動はじめ、ソーシャルメディアがグローバル化した時代に必要な基礎的知識と考え方を示す。
※本書は、大月書店刊『メディアリテラシーを学ぶ――ポスト真実世界のディストピアを超えて』の電子書籍版です。
【著者】
坂本旬
法政大学キャリアデザイン学部教授。著書に『デジタル・シティズンシップ――コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び』(共著、大月書店、2020年)ほか。
目次
第1章 ポスト真実時代の到来
第2章 メディアリテラシーとは何か
第3章 メディアリテラシーの運動と研究の歴史
第4章 偽情報とヘイトスピーチの衝撃
第5章 多様化するリテラシーの理論とデジタル・シティズンシップ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はむた
0
最近のメディアリテラシーは ”マスメディアの発信内容は構成されたものであり、現実をありのままに報じているわけではない”と教えているとか。どうやら構造主義がベースにあるらしく、報道内容は「表象」re-présentation、つまり「構成されたもの」として解釈されている。 事実を尊重すること、裏付けをきちんとすることをメディアの側に求めていかないと、こういう「表象」論はメディア側の言い訳に都合よく使われて、市民の側もそれに丸め込まれてしまう2025/10/09
U-Tchallenge
0
メディアリテラシーについて学問的に学ぶことのできる一冊。大学のテキスト用のようで少し硬めの内容のように思った。「ポスト真実」という言葉も久しくなり、メディアリテラシーの重要性は高まってきている。発達段階に応じてメディアリテラシーを高めるための取組はこれからますます必要になるのではないか、と改めて思わされた。2023/11/04
みき
0
余り期待した内容はなかった
aray
0
政府が嘘ついてるとは坂本さん考えてなかったろうな。さてどうするんだ。砂上の空論だよ2023/01/11
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