内容説明
TEDxSapporoの伝説のスピーチがYouTubeで500万回を超える再生数に!! 「人の自信や可能性が奪われない社会」をつくることが夢という「下町ロケット」のモデルの著者が、夢の前に壁があらわれたときの乗り越え方を伝えます。植松さんは「この本を読むと、僕がどうやって問題を解決しようとしているかという、僕の考え方を知ることができます。それはもしかしたら、君の問題の考え方の参考になるかもしれません。(中略)君が問題を乗り越えて、自分の力で前に進んでいくための『考え方』を伝えたいです。この本が、君の役に立ったら、とても嬉しいです」と言っています。そして最後に「勇気を出して生きてください。僕も頑張って生きるよ。そして、いつか力を合わせて、誰かを助けられたら嬉しいね。僕はその日を楽しみにしています。待ってるよ」の感動メッセージを多くの若い世代に贈ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
32
素晴らしい人物。ロケット開発を手掛ける植松電機社長、植松努。氏の考え方に、やっと時代が追いついた感。職場体験の話が面白い。生徒達はロケット制作、打ち上げ体験をし嬉しそうに帰って行く。しかしその後先生から電話が「生徒を甘やかさないで下さい、遊ばせていないで社会の厳しさを教えて下さい!」コレには、さすがに怒る、「怒鳴ればいいんですか」「怒ればいいんですか」〜本当に世間知らずなのは、その苦情先生だと思った。〜でも、その学校の生徒は今でも受け入れているそう、さすが植松社長。 2024/05/10
メタボン
27
☆☆☆☆ 尊敬する植松さんの最新著作。講演を何度もやっているからか、その著作はどんどんわかりやすいものになっている。その優しい語り口に強く励まされた。人の役に立つのに必要なのは他人より優れていることではなく思いやりと優しさ。得意ではないけどできるようになろうとする意識を持つ。立ちふさがる壁を条件と思ってそれを克服することを考える。知っていることの範囲だけでは進化も成長もできない。2021/06/21
ドレミ
18
久々に読んだ植松さんの本。今まで当たり前だったことが、違う視点から見ることが多く、中高大生に向けて書かれている本だが、彼らと関わる大人が読んでも気づきが多く、関わり方、声かけの仕方を考えさせられる。2021/10/10
ドリル
16
★★★★2021/10/14
いずとも
4
「どうせ無理」なこともを「だったらこうしてみたら」と発想を変えるための指南本。植松さん自身が不屈の精神の持ち主だけど、その根底には、「どうせ無理」をなくしたいという強い思いがある。力をくれることばがたくさんあるけど、特に「お金と時間は知恵と経験と人脈に使う」というのはごもっとも、と思えた。私もそんなふうにしよう。2022/06/26