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内容説明
上杉謙信に育てられ、主君・上杉景勝の家宰として辣腕をふるった直江兼続。関ケ原合戦前夜、徳川家康挟撃を策した石田三成の軍師・島左近と兼続。西軍敗北後、死を覚悟して家康の前に座した兼続はこう言い放った。「すべての罪はこの兼続にあり。日本一の弓取りの家康公とぜひ一戦交えたかった」。主君を思い、信義を貫いた戦国武将の生き様をみごとに描き切った歴史長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
3
直江兼続も昔から興味のある武将でした。最近のPHPは全体的に薄い感じ・・・。これは古いやつだからまだいいですが・・・。
出世八五郎
2
直江兼続入門として読む。それに相応しい作品ですが、NHK大河直江放映時に特集されていた番組などで、更なる直江の魅力を発見。もっと学術的にいい直江本あったら教えて下さい。
shosho
1
仕方のないことだが、関ヶ原に向かっては景勝や兼続のことよりも大局的な話が中心になるため、両者の記述はそれほど詳しくない。家康を追撃していたらどうなっていただろう。2022/01/23
おくに
1
今一番、興味があり惹かれる武将。文武に優れ、忠義に厚い。知将としての直江兼続を知る事ができた。長谷堂城の戦いは必読。ただ、関ヶ原後の米沢三十万石に減封されたところまでしか書かれていないのが残念。あと、表紙がなんだか好きになれない…。2012/03/25
MNK2
0
悪くないけど良くもない、直江兼続はいまいちなんだよな。