幻冬舎単行本<br> どうしてこうなっちゃったか

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幻冬舎単行本
どうしてこうなっちゃったか

  • 著者名:藤倉大【著】
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • 幻冬舎(2022/01発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344038783

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内容説明

これが世界に通用する、謙虚さと自由さと厚かましさだ! いま「世界でもっとも演奏機会が多い」と言われる天才「現代音楽作曲家」の自伝エッセイ。この天衣無縫、融通無碍、唯我独尊、縦横無尽を見よ!

どうしてこうなっちゃたか*目次
序章 最初から作曲家だった/第1章 何用あって、ドーヴァーへ!?/第2章 ビジネスはビジネス! /第3章 「指くるくる+5」の罰/第4章 「音楽と、(多分)セックス」の真相/第5章 邪魔な絶対音感、その生涯唯一の恩恵/第6章 Aレベルと、あっけない大学受験/第7章 大学入学と、師ダリルとの出会い/第8章 初日「君はもう来なくていい」と/第9章 ホット・トラックな日々……ダリルの白熱教室/第10章 20歳、国際作曲コンクール優勝のあとさき/第11章 ボーイ・ミーツ・ガール/第12章 善は急げの超スピード婚/第13章 卒業試験はオペラの上演で/第14章 奨学金はゼロいくつで?/第15章 瞑想? 迷走! 冴えない大学院時代/第16章 なにも知らずに邦楽器の曲を手がけた/第17章 どうせ演奏されない曲なんだから/第18章 2003年、僕の東京物語/第19章 一体あなたは誰なんでしょう?/第20章 憧れの人、理想の師、伝説の人/第21章 ブーレーズ魔法の言葉/第22章 寒すぎる10月と、僕の親密な彼女たち/第23章 「情熱大陸」の情熱と、山田和樹君とのシンクロニシティ/第24章 外出禁止令と仕事禁止令/第25章 2人のマイ・グレイト・ヒーローズ/第26章 宙ぶらりんと無収入はオペラより劇的!?/第27章 アルマゲドンの過ごし方/最終章 家 族 樹の小枝/あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

72
音楽が好きな人やエッセイが好きな人にぜひ読んでほしい本になっている!藤倉大さん。この名前を本を読む前は知らなかった。たまたま本屋さんに平積みされていたので手に取ってみた。経歴を軽く見たときにドキッっとした。恩田陸著『蜜蜂と遠雷』の映画の音楽に携わっているのか!と。これは読まないといけないと思い読んでみた。内容としては藤倉さんの自伝になっているがめっちゃ面白い!一個一個のエピソードが際立っておりクスッと笑えるものにもなっている。音楽が知らない人が読んでも楽しく読みきることができるほんになっている!2023/10/20

たらお

19
自分とは全く縁もゆかりもない現代音楽の作曲家の自伝なのに面白く読めてしまうのは、音楽一家ではなく一般家庭から作曲家を志し、15歳でイギリスに留学するという人生の過程。芸術の道を目指すということは一般的に知られていないことが多く、そういう生き方をする人もいるのかとか、名の知られている作曲家だから生活が安定してるかといったら全然そんなことはなく、作曲だけでは収入が少なくて大変そうとか、自分を売りこまないといけないので厚かましさは必要で死活問題でもあることだとか、やはり好きだからこその生き方なのだと思った。2022/08/11

緋莢

15
図書館本。刊行当時の新聞広告で、恩田陸が絶賛していたため、気になっていた本。著者は作曲家で、通っていた音楽教室で、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの曲を練習させられたが、楽譜通りに弾きなさいと言われても、自分で弾きたいように弾いた。<これは音楽である。僕が悪いのではない。楽譜にある音と、僕が出す音が違っているから 叱られるだけだ。だったら、楽譜を変えちゃえばいいんじゃん。いや、楽譜を書き換えるのも 面倒だから、ゼロから自分で楽譜を書けばいいのだ。僕が100%いいと思う音楽を、最初から最後まで(続く 2024/05/02

nobu23

13
世界的に活躍している、作曲家の藤倉大の自伝。 現代音楽を中心に活躍しているという事で著者の事は知らなかったが、エッセイとして面白く楽しめた。 高校生から海外に単身留学し、そのまま音楽の世界で活躍してしまう凄い人。様々な音楽家とのやりとりや、日々の生活がドラマチックで、現代音楽やクラシックに詳しくなくても読めてしまう面白さがある。2023/01/23

ヨハネス

12
藤倉氏が作曲家とも知らず、新着図書が入庫したとたんの9人予約につられ予約。作曲家なんて身近にいないから、等身大の自伝はとても珍しくて面白い。個人的には、ブーレーズ登場のところが最高におもしろかった。普段、現代音楽はほとんど聴かないのだけど、この人の音楽もこの本のように面白いのだろうか、機会があればぜひ聴きたい。2022/06/24

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