内容説明
そろそろ、きちんと中身を磨きたい。
茶道で礼儀作法を学んでみるのも、アリかもしれない。
でも茶道って、なんだか敷居が高そう……。
そんなあなたのための本です。
*茶道で身につく7つのこと*
1.おもてなしの心(コミュニケーション力)が身につく
2.ストレスを受け流す力が身につく
3.マインドフルネス(瞑想)習慣がつく
4.立ち居振る舞いが美しくなる
5.体験しながら和の文化に詳しくなれる
6.心が整い、周りに流されない自分軸と自己肯定感が生まれる
7.お茶の効果で健康・美肌になれる
コロナ禍で他人と接する機会が極端に減った私たち。
しかし、人と接することでしかできないのが「自分磨き」。
そんないま、学ぶ人が増えているのが「お茶」の世界。
千利休の時代から500年変わらない「自分磨きのエッセンス」が、この一冊に詰まっています。
本書さえあれば、教室に通わなくても自宅で手軽に自分磨きができます!
目次
第0章 一杯のお茶で、自分と相手の心を満たす
第1章 ささいなことで折れない「心」を育てる
第2章 逆境に負けない「生活力」を育てる
第3章 どんな時も美しい「所作」を育てる
第4章 選ばれる人になる「コミュニケーション力」を育てる
第5章 世界に通用する「和の知識」を育てる
第6章 500年受け継がれる「お茶の言葉と禅語」を心に育てる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかこ
39
お茶を学ぶってこういうことだよなぁ、としみじみ。茶道って、本来は身近にあるもの、生活に結びつくものであるのに、敷居が高い、堅苦しいと思う人が多い。そう思わせる茶人が多いから、茶道人口が減ったんだよな…と残念に思う。茶道を教える一歩を踏み出した私にとって、この本は私の求めているものそのものだった。茶道は日本文化の入口で、好きに感じて良いものだと思う。書や花、和菓子、抹茶、陶器や漆器、着物、自由に楽しめる要素がたくさんある。やってみると、想像以上のことがきっと起きるはず!私も頑張って広めていこうと思う。2023/02/14
くみ
12
著者は都内でお茶教室を開くお茶の先生。お茶のお稽古を通して体得できるいいこと、が紹介されています。自分の気持ちが整った上で周りへの気配りができる余裕ができるのかなと思いました。お茶席でこの本で示されている境地に至るには沢山のお稽古が必要だと思うけど、「ゆっくり、丁寧に」の気持ちは意識していきたいなと思いました。お茶にまつわる格言も紹介されてます。2022/07/30
Yumi
10
《図書館本》今お休みしてる茶道。続けるか辞めるか悩んで借りました✨やっぱり茶道いいなぁ✨先生のお茶室行ってみよう😊2025/02/27
tetsubun1000mg
9
正式な「お茶」を茶室などで飲んだことが無いが、この先生の話は分かりやすい。 「お茶」と「禅」の関係も知らなかったので勉強になった。 お茶を自分でも習ってみようかと思い始めた位に面白かったのだが、この年では正座が嫌なので現実的ではなさそうです。 自分的には、毎朝お湯を沸かしてコーヒーカップを温め、好みの味の豆をカリタのミルを手回しで挽きドリップして飲んでいるので「お茶」を実践していることにしよう。 お茶が海外の方にも喜ばれることが興味深い。 目新しく日本的な感じが面白いのかな?2022/03/17
冬桐
4
茶道から学ぶことは、日本人の心のあり方であり、外国の人が憧れる「武士道」につながることなんだなと改めて実感。 日本の美しい心って、なんだろうと思っているからこそ、この本を読んでまずは出来ること→背筋を伸ばす、お茶をゆっくり飲む、などの心のゆとりが生まれるように1日を過ごすという風にシフトしていこう! まずは早起きしてお茶を飲む! 改めて、日本の良さを教えてくれる一冊でした!2022/09/14