機長! - 飛行2万1456時間、きたえた翼に乗って

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機長! - 飛行2万1456時間、きたえた翼に乗って

  • 著者名:井上博
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 廣済堂出版(2022/01発売)
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  • ISBN:9784331519103

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内容説明

9・11同時多発テロの際には、アメリカから最初に飛行を許された民間機の内1機の機長として政府要人を乗せて飛び、定年後には機長飛行2万時間を達成。
「機長時間1万5000時間無事故表彰」も受けた元ANAのレジェンド・パイロットが語る、国内狭しと飛び回った昭和の野武士パイロット時代、そして、世界へ飛び出した平成の時代、今も変わらぬANA魂

【目次】
序章 9.11 ワシントンDC

第一章 パイロットに
・「海賊」を見た!
・初フライト

第二章 ANA魂
・野武士パイロットと呼ばれて
・名物キャプテンたち
・資質
・「現在窮乏、将来有望」

第三章 愛すべき昭和の飛行機たち
・フレンドシップで宮崎へ
・人力飛行機YS-11(ワイエス)
・夢のジェット機 ボーイング727

第四章 ボーイング747 そして世界へ
・747はスヌーピー?
・ボーイング747飛行訓練
・初めての国際線フライト
・そして、誰も眠らなかった
・外国人と味噌の臭い
・機長の英語力
・査察機長を務めて

第五章 キャビン・アテンダントという名の逞しき華々
・CAの基礎知識
・ANAの国際線CA育成作戦
・CAはロレックス禁止?
・フリータイム
・どこの富士山
・あの時の私が、教官をやっています
・イベリの子豚?
・度胸満点!

第六章 伝説(レジェンド)への挑戦
・パイロットの一日
・機長にとって一番大切なものとは?
・国際線ですか? 国内線ですか?
・パイロットは、自分との闘い
・絶対飛びたかった 飛行二万時間

終章 「青い翼」と誇り

あとがき
経歴と飛行時間の内訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyantamaru

2
入社以来の夢「飛行時間二万時間」、これはまさしくプロ野球でいうところの二千本安打と同じくらい価値があるものだと、勝手に私は思っている。航空身体検査をクリアする為にジムに通い、節制につぐ節制、まるでテニスのタイブレークを続けているような気分。しかしこの時、「プロのパイロット」になったことを実感した。「プロ」とは、自分で自分を律することができる人のこと。規則があろうとなかろうと、他人が見ていまいと見ていようと、自分が決めたことを正しいと思ったことを自信を持ってやり通すのが「プロ」。「自立」でなく、「自律」2017/09/04

はち

1
今まで読んだパイロットの本とまた一味違う、現地でのクルーの過ごし方などくだけた話も面白く、全編に渡って楽しい内容であった。パイロットは身体のケアがとても大切で、心身ともに常に注意しておく必要があるというのは、なかなか傍目からは分からないが、プロフェッショナルとして自覚してるからこそできるのであろう。自分も子供の時はパイロットになりたくて憧れていたが、残念ながら別の道に進んだので、自分がなったらという気持ちで読み進めた。2020/04/17

Mikarin

1
自分の業界(旅行、ツアコン)関連大ありということで興味津々。普段のバスツアーの観光バスドライバー達と対比しながら読むと実に考えさせられる点多数。2015/03/20

安瀬内喬

1
パイロットになりたい人や、飛行機好きの人向け。情報量はあまり多くないかな。2015/01/29

shiroinu

0
パイロットや全日空が好きというなら得るものが多いのでは。パイロットの勤務形態は初めて知ったが、これからいつまでもこんな「特別な仕事」扱いされるのかどうかは疑問だ。また、すごいパイロットがいるのはわかるが、物事の判断をパイロットのすごさに依存しているような状態なら、安全性向上のための技術開発はまだまだ必要だと思った。世界を見渡せば、機械の問題よりもパイロットのへまで事故になることの方が多いのだろうから。 まあ、ただの乗客としては、ああそうだったんだね、というぐらいには十分楽しめた。2017/07/30

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