内容説明
大衆の無言の要求を洞察する―池島信平と「文藝春秋」
一貫して問題意識をつらぬく―吉野源三郎と「世界」
ごまかしのない愚直な仕事を求める―花森安治と「暮しの手帖」
ほか、昭和の「名編集長」の物語。
（※本書は2014/9/1に発売し、2022/1/27に電子化をいたしました）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
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ふむ2017/12/26
sasha
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手にする雑誌・文学全集等、出版物が私たちの元に来るまでに編集者たちの膨大な仕事がある。戦後の昭和は出版文化の爛熟期でもあった。週刊誌はもとより、総合月刊誌、文学全集等々。紙に心を与え、命を与え、後に「名編集長」と呼ばれた人々を取り上げたのが本書。出版文化の衰退著しい昨今、昭和の時代に生まれ育ち、多くの出版物に触れたのみならず、名編集長の現役時代に僅かながらでも触れられたことに感謝と敬意を！2015/04/12
