内容説明
「ジョニー、そろそろ黙ってもらおうか。ここからはオレが話す番だ」
「パンクの定義」を根底から覆す禁断の書。
盗め! 盗め! 盗め!
ボウイの機材一式、ストーンズのコート、メンバー全員の彼女──。
窃盗、セックス、酒、ドラッグ──すべてに溺れ、生き返った男。
セックス・ピストルズのオリジナルメンバーによる超絶アナーキーな生き様。
2022年、テレビドラマ「Pistol」原作本。
監督:ダニー・ボイル(「トレインスポッティング」など)
オレはミッキー・マウスのような子どもだましのインディー・レーベルではなく、
大きなレコード会社が好きなんだよ。これもパンクに対する誤解のひとつだ。
「自分で雑誌を作って、自分のレーベルを立ち上げるんだ」てなさ。
そんなのクソ喰らえだ。趣味でやるわけじゃねえんだよ。
(本文より)
後に続くパンクやポストパンクのバンドが「演奏できないこと」を強調していたが、
どれだけオレたちが訓練していたのか理解していない。
あの「誰でもできる」というパンクの要素。
オレたちはそれとは正反対、スタジオではガチで全力投球していた。
(本文より)
【目次】
序文 クリッシー・ハインド
PART I BEFORE ─ピストルズ前─
PART II DURING ─ピストルズ中─
PART III AFTER ─ピストルズ後─
付録──ロックンロールじゃないもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nobu23
5
セックス・ピストルズのギターの自伝。 これまでのピストルズ関連本と違う視点で書かれていて新鮮。 ピストルズ前後の話も多く、読み応えがあった。2022/06/26
takoyama
1
ジャンキーで盗人でセックスマシンの伝説パンクバンドのギタリスト よく長生きできたね。 一読アレ 2025/03/15
ishida
1
セックス・ピストルズのギタリストの自伝。言葉が汚くて安心する 笑。イイ感じに良識を身につけた雰囲気がまた良い。2024/04/25
hanya
0
窃盗癖や性行為への強迫観念、ドラッグから脱却するためのセラピーを通して成長していく部分がこれまで語られることはなかった。著者は同じような境遇の人に「同じような人もいる」と知ってもらうことを願っている、と強く感じた。 もちろん魅力的なエピソードと音楽遍歴の記録としても素晴らしい。2022/05/09
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