図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術

著者名：松本幸夫【著】

総合法令出版（2022/01発売）

• ISBN：9784862802859

内容説明

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日本人のために日本人が書き下ろしたスティーブ・ジョブズのプレゼンテクニック解説書

2011年10月５日、56歳で亡くなった元アップルCEOスティーブ・ジョブズ。
MachintoshやiPhoneなどの革新的な商品とともに、その巧みなプレゼンテーションテクニックは
多くのビジネスパーソンにとって憧れであり、今後も長く語り継がれていくだろう。
本書は、スピーチやプレゼンテーションスキルの講師として年間200回もの講演をこなす著者が、
過去にジョブズが行ったスピーチやプレゼンテーションを徹底的に分析した上で、そのポイントを
平易な文章と図解・イラスト・写真でわかりやすく解説したものである。

一般にプレゼンが苦手と言われる日本人がジョブズのプレゼンのエッセンスを身に着けることを目的とした、
まさに日本人のために日本人が書いた解説書である。
ジョブズのプレゼンテクニックは決してカリスマ特有の奇をてらったものではなく、極めてプレゼンの本質を突いたものであり、
誰でも身に着けられることをぜひ本書で知っていただきたい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[のぶのぶ]

積ん読本から、復活。久しぶりにこのての本を読むと自分の仕事を振り返ることができる。スライドは補助、自分自身を磨かねばならない。人生をかけて、スピーチ、やはり感動を与えるだろう。私自身もその時、その時の自分でないとできないメッセージが詰まった授業がいくつかあったが、そういうものは大事だろう。今、いろいろ準備するのがよしという傾向があるが、ここぞというところの工夫に絞ったり、念入りなリハーサルをしたり、そちらの方が大事だなぁと思う。相手が聴きたいもののリサーチ、メリハリ、自分の言葉で語る、よい刺激になった。

2016/12/12

[Gatsby]

類書がたくさん出ていて、それを読んでいないので比較はできないが、ジョブズのプレゼンの優れたところを指摘し、まとめ、私たちのプレゼンにも応用できるように説明してくれているところがよかった。特に、私もプレゼンの機会が多いのだが、パワーポイントに頼ってプレゼンターの人間性が表れないのはダメだと書かれていて、少しショックを受けた。当たり前にやっていることを、当たり前でないように見ることの大切さを再認識させてくれた。

2011/12/31

[冬木楼 fuyukirou]

題名に「図解」とあるのに文字ばかりじゃないかと思いつつ手に取った。スティーブ・ジョブズのプレゼンはスゴイと噂に（？）聞いていた。この本では、ジョブズのプレゼンのテクニック的な細部からその心構えまで書かれてあり、目前でプレゼンが展開しているように感じられた。「図」がほとんど無いのに、読んだ感覚は「図解」だった。　①スライドはシンプルに②本番を意識したリハーサル③万一に備えて協力者を置く、など実践的でとても参考になった。

2017/08/15

[ペペ]

ジョブズのやり方をベースにして、何度もプレゼンをくり返すことで自分なりのやり方を見つけていきたい。

2017/05/10

[G-dark]

著者の言う「スライドをただ説明するような悪しきプレゼン」はわたしも苦手です。プレゼンターが聴衆の存在を無視して原稿を棒読みするだけの独り言を聞かされているみたいで。それとは真逆のジョブズのプレゼンは、聴衆と巧みにコンタクトし、心を惹きつけ、自信と熱意を感じさせます。わたしは人と話す時もこのジョブズのプレゼン術を活用したいです。自分は「〇〇さんと会話してコミュニケーションが出来た」つもりでも、相手にとっては「〇〇さんの独り言を聞かされるだけの無駄な時間を浪費した」だけだった、なんてことは避けたいです。

2018/09/19