- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
日本近代経済の父とも呼ばれる渋沢栄一が遺した伝説の名著である
『論語と算盤』を、現代人向けに徹底超訳。
可能な限り、現代に則した言葉を用い、
渋沢が伝えたかったであろうエッセンスをコンパクトにまとめることに成功。
近年出版されている現代語訳でもなかなか読みづらいと感じている人、
古典に苦手意識を持っている若手ビジネスマンなどにお勧めである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょーた
18
我が郷土の偉人、渋沢栄一。武士道精神と商才を見事に融合し、「日本の資本主義の父」と称される。本著は超訳のため厳密ではないものの、入門書としてはエッセンスが分かりやすく解説されておりオススメ。印象的だったのは人物鑑定法。人を真に知るためには、1.行為→2.行為の動機3.行為の結果に対しての満足の仕方を注視すれば、分別のある人間かどうか判別できる。「血気盛んに挑戦する」「大小問わず目の前の仕事に全力を尽くす」「善悪問わず、人も社会も習慣で作られる」「知恵と情愛と意思の調和」などグッとくる考え方が多い。2014/10/27
kubottar
12
かなり読みやすかったので次は現代語訳版を読んでみます。本書は、中国古典で最もポピュラーな論語を日本のビジネス発展の為に当てはめて考えられた、といったイメージだ。特に一番印象部かかったのは、「競争なくして発展はなし、ただし悪の競争だけはするな」ですね。2013/09/07
Keystone
10
超訳なので非常に読みやすい。読み易すぎて、原文がどんなだったか気になりました。親孝行は必ずしなくてもいい。時々孔子先生の言う事も否定しちゃって、自分の意見をしっかり仰っているのが素晴らしいなと思いました。2019/05/05
ゆーすけ
4
一時期ハマって様々な「論語と算盤」を読んできた。超訳とはいえ、きちんと渋沢栄一が言いたかったエッセンスは残っているので、ざっくりと掴む分にはわかりやすくて良い。ここ一年で自身を取り巻く環境が変わり、すっかり自信を喪失していたけれど、久しぶりに「論語と算盤」に触れて、あるべき正しい人の道を目指した渋沢栄一の言葉に元気をもらった。やはり、立ち返るべき原点だな。現代語訳版をもう一度読み直すか。2023/10/19
真珠
4
すごく読みやすくて為になる本でした。その中からいくつか「楽しくてもみだりに流されることなく、悲しんでも心を傷めるほどにならない」「自分のして欲しくないところは人にするな」「小さなことは慎重に対処せよ、大きな事には驚いてはならない」「武士道をもってビジネス道としなければならない」分かりやすい文章。大河ドラマでは渋沢栄一は語りつくせていない。現代にもほしい逸材です。2022/10/21