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内容説明
現代怪異を蒐集した「新耳袋」とホラー漫画の鬼才、3人の巨頭による奇跡の競演作が単行本未収録作品を加えて完全版として登場!! 女子大生ミミとボーイフレンドを襲うさまざまな不可思議かつ戦慄の瞬間! ふたりはこの危機をどう切り抜けるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
55
表紙につられて買ってしまった。「新耳袋」のコミカライズ。ミミちゃんの可愛らしさとおぞましい怪奇の姿が対照的で、伊藤潤二の世界に引き込まれてしまう。怖くて仕方がないけど、ミミちゃんの姿と大阪弁に救われる。2022/02/02
ベル@bell-zou
29
新耳袋って実話じゃなかったっけ?そんなバカな…と思ったら原作者の方から「どのようにアレンジしてもかまわない」とのお言葉をいただいたと。その結果が面白すぎるこの有り様。なんとなく怖がらせようと思ってない気が。窓から堂々侵入する鉄骨の女。嬉々として墓石に抱きつく裸男。だって怪談のクライマックスで笑ってしまうって、ねぇ。ちょっとバカップル風なミミと直人の意外な絆にホッコリ。表紙カバーの薄っすらした血糊が妙にリアルでつい撫でてしまった。2022/01/22
ぐうぐう
22
長らく絶版状態だった『ミミの怪談』が単行本未収録作品を追加して完全版となって復刊。『新耳袋』のコミカライズだが、実話ゆえの怖さとは、フィクションのようにストンと腑に落ちることばかりではないことだ。奇妙で不気味な現象、しかしその答えのなさが起こす宙ぶらりんの状態が、ゾワゾワと恐怖を助長する。それを伊藤潤二は嬉々として描いていて、怖さと滑稽さがあいまみえることで、さらに恐怖が増幅するのだ。まさしく謎のまま終わる「朱の円」と、伊藤ワールド全開の「隣の女」がお気に入り。2022/01/27
私市@本棚整理中
3
ミミの怪談完全版未読だったのでメチャウレシ~!楽しかった!行く先々で霊なるハプニングに出会うの精神的に参りそう…そして巻末のお化け人形がすごくよかった…。いや人亡くなってるのに決行されるお化け屋敷こわすぎるだろ…、、原作、新耳袋なのか。いいよね。昔深夜によく見てた。特に庭がすきだな~。正座する影もすき。ツキモノも個人的にこわかった記憶があるな…2022/01/19
なつのおすすめあにめ
2
好きなモノ×好きなモノ=最強2022/02/17