タイム・スリップ芥川賞 - 「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学

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タイム・スリップ芥川賞 - 「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学

  • 著者名:菊池良
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ダイヤモンド社(2022/01発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478109168

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内容説明

なぜ、「あの作品」が芥川賞に選ばれたのか。そもそも文学は、なんのためにあるのか? 小説を読まずにわかる「名作の価値」と「戦後日本人の歴史」。前代未聞の文学エンターテインメント!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Carlos

55
有名受賞者の解説、入門編。芥川賞作品はやはり若い世代の読者の方が心に刺さると思う。2023/05/19

りんご

42
芥川龍之介と親交があった菊池寛。雑誌「文藝春秋」の生みの親。芥川が死んで、直木三十五も死んじゃってでらショック。人は死ぬ、でも文学は死なない、そうであってほしい。そんな気持ちで立ち上げた文学賞、ってことでオケ?多分この本は若者向けなので、取り上げられてる芥川賞作品は割と読みやすいやつじゃないかしら。赤瀬川さんの「父が消えた」をまずは読んでみよかいな。興味がつながって広がっていくなあ。2025/06/13

えも

32
博士と少年がタイムマシンで、石原慎太郎以降の芥川賞作家のいる時代を巡るというポップな本▼何しろ作者は『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』の著者なので、軽くてすぐに読めちゃう本ながら、日本の純文学に対する熱い愛が伝わってきます。2022/06/16

美東

22
カバーのそでの「夜が訪れる限り、文学は死なない。」というキャッチコピーで始まり、316頁 「そのいとなみは、人類が破滅するまでつづくでしょう。これからもずっと。」という結語で締めくくられる。2022/05/22

雲國斎

21
図書館の新刊に並んでいたので読んでみた。文学好きの科学者が、知り合いの少年とタイムマシンに乗り込んで芥川賞をめぐる時空の旅へ。慎太郎の「太陽の季節」から健三郎、村上龍、綿矢りさなどを経て又吉直樹の「火花」まで、話題になった芥川賞作家と作品が紹介される。思わずへえーと言いたくなるエピソードが盛りだくさん!楽しめた!2022/03/19

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