内容説明
古典を知ったら,俳句がますますおもしろくなる! 今につながる俳句400年の歴史,その流れをつくった江戸の三俳人は,それぞれ伝統を大切にしながら,つねに新しい表現に挑戦しました.個性ゆたかな俳人たちはどのように生き,何をめざしたのでしょうか? 名句,名言,そして俳句のこころをたっぷり味わえる一冊です.
目次
はじめに──俳句の苑へ┴第一章 芭 蕉──同好のよしみ┴近江の春┴庵のひと──芭蕉の生涯1┴旅のひと──芭蕉の生涯2┴奥の細道とその後┴芭蕉のことば┴名句をめぐる┴第二章 蕪 村──時空のみやび┴画家蕪村・俳人蕪村┴蕪村の生涯──三都往還┴絵をたのしむ┴俳句を味わう┴さまざまな創意──詩・俳画・俳句┴第三章 一 茶──葛藤のまなざし┴六歳弥太郎┴一茶の生涯──遍歴と帰郷┴ふるさとへのまなざし┴雪の風雅┴花の句,そして……┴おわりに──句兄弟へのいざない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
そうたそ
7
★★★☆☆ 現代に至るまでの俳句の基礎を作ったと言うべき江戸時代の三人の俳人、芭蕉・蕪村・一茶について、その生き方、名句などを紹介する一冊。シンプルかつ要点に絞ってよくまとめられており、青少年のみならず大人にも勧めたい内容。芭蕉は何となく知っていることもあったが、蕪村についてはほとんど知らない。だが、読後に一番惹かれたのは蕪村の句だったかも。蕪村の人の営みを詠んだ句がすごく好み。それに加えて、蕪村の絵もまたすごく良い。蕪村の絵の展示でもあれば、ぜひ行ってみたいが。2024/12/02
gecko
5
400年の歴史をもつ俳諧・俳句の世界に、それぞれのしかたで新境地を拓いた江戸時代の三俳人を紹介するジュニア新書。その生涯を「庵のひと」/「旅のひと」として生きた松尾芭蕉(1644-1694)の、一般的なイメージとは異なる前衛的な俳句の試みが印象的だった。個人的には、まず画家であり、俳人でもあった与謝蕪村(1716-83)の句風や俳画に惹かれた。また、その生い立ちや境遇もあり、独特の皮肉やユーモアのある句風で知られる小林一茶(1763-1827)が句に詠み込んだ、故郷・信濃や雪への複雑な思いも印象に残った。2025/02/14
Masa Naka
4
芭蕉の 夏草や兵どもが夢の跡 は奥の細道の旅の間には作られていなかったことを初めて知りました。沢山の推敲を長い時間をかけて行い、奥の細道が出来たのですぬ。2021/11/06
pppともろー
3
芭蕉・蕪村・一茶を通して俳諧の流れ・魅力を解説。雪国生まれの一茶の「雪」に対する思いが印象深い。2025/06/02
ユラニト
3
先日読んだ推理小説『美濃牛』で俳句の話が度々出たのだが私には知識がなくもっと詳しかったらより楽しめたろうに!と悔しい思いをしたため入門にとチョイスした本。代表的な三人の俳人の生い立ち、俳句の解説ととっつきやすくて助かる。その言葉に込めた意味やかけてある本歌などは理解し切れないが、ただ読んである風景がすぐに目に浮かぶ、そしてその様子がなんとなく面白いということは楽しめた。内容はきっとすぐ忘れてしまう部分もあるがこの先俳句に触れたとき、この本で読んだことある!と思い出して楽しめそうだ。2023/02/19
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