内容説明
1973年。ロシア語も話せない一人の青年が、ソ連・国営放送局「モスクワ放送」へと旅立った。文化も常識も異なる「鉄のカーテン」の向こう側で、多種多様な人たちと共に過ごした“運命的な”10年間の冒険と発見の記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ソバージュ
10
図書館本。冷戦下ソ連の海外向け日本語放送局「モスクワ放送」に10年勤められた頃の回想記。「100万本のバラ」を日本に最初に紹介した方。 ラジオ放送については佐藤優著の書で既知でしたし、人との出会い、ソ連での数々の経験談はとても楽しいものでした。2023/06/09
土偶
1
1970年代から80年代、ペレストロイカ前夜のモスクワ放送の日本語スタッフとして(それこそ)青春の10年をモスクワで過ごした著者の回想記録。彼の地で巻き起こるパートナーの産院でのロシア人パパたちのエピソードが微笑ましい。 日本へ一時帰国した時のTV出演の記憶が脳裏にある岡田嘉子やイリーナ・ハカマダといった名前の分かる人々も職場や生活圏に現れるぐらい、在ソ日本人の社会は狭かったのだろう。2023/07/18
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