文学の扉<br> わたしのアメリカンドリーム

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文学の扉
わたしのアメリカンドリーム

  • 著者名:ケリー・ヤン【作】/田中奈津子【訳】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2022/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065258248

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内容説明

ミアには秘密があるー―。
移民としてアメリカで厳しい生活をしている、5年生のミアとその家族。
一家は住み込みで、モーテルの管理人をすることになりました。
しかしオーナーがとてもいじわるで、モーテルでは毎日おどろくような事件がたくさんおきます。
ミアはモーテルのフロントデスク(受付)で知恵をしぼり、しあわせをつかもうとがんばります。
アジア系移民や黒人をめぐるリアルな姿が描かれる、新しい移民の物語です。

New York Times Best Seller List
Asian / Pacific American Award for Literature
New York Historical Society Childrens History Book Prize Honor Book
Parents Choice Gold Medal Fiction Award Winner
NPR Best Books of the Year
Kirkus Reviews Best Books of the Year
Publishers Weekly Best Books of the Year
Washington Post Best Books of the Year
Amazon Best Books of the Year
School Library Journal Best Books of the Year
New York Public Library Best Books of the Year
Chicago Public Library Best Books of the Year
Top Ten Debut Novels 2018 - ALA Booklist
他受賞多数

ケリー・ヤン
児童文学作家。中国からの移民として、カリフォルニア州で育つ。小さい頃は本の内容と同じく、モーテルで働いていたが、13歳で大学に進学し、カリフォルニア大学バークレー校とハーバード大学ロースクールを卒業する。アジアやアメリカの子どもたちに書き方やディベートを教える、ケリーヤンプロジェクトの創始者。主な作品に『Three Keys』など。

田中奈津子
翻訳家。東京外国語大学英文語学科卒。『はるかなるアフガニスタン』が第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『アラスカの小さな家族 バラードクリークのボー』『橋の上の子どもたち』が厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選らばれている。翻訳は他に『こちら「ランドリー新聞」編集部』『ぼくたち負け組クラブ』(以上、講談社)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

61
【児童書】中国からの移民である主人公の少女ミア。モーテルの管理人として雇われた両親を助けフロント業務を行う。10歳ならではの無鉄砲さはあるものの、明るく、優しく、前向きで聡明な少女だ。本作の作者は中国生まれで6歳で両親とアメリカへ移住。ミアの様に両親はモーテルの管理人、作者もフロント業務を手伝ったという。ミアも怖い思いや、悔しい思い、悲しい思いをするが、作者の実体験が作品に反映されているのかもしれない。人種差別や、移民の苦しい生活、偏見にも挑んでいくミア。読みどころ満載のサクセスストーリー。2022/01/26

FOTD

22
ミアは両親と共に中国からアメリカに移住してきた。両親はモーテルに住み込みの仕事を見つけたので、ミアは受付の仕事を手伝うことになる。彼女は偏見や差別に負けることなく、オーナーや住人との付き合いや学校生活から生きることを学んでいく。ミアはアメリカンドリームを掴むことができるのか。心温まる物語。読後感良し。表紙の「モーテルのプールサイドでハンバーガー」の絵も良い感じ。 著者のKelly Yangの少女時代の体験をもとにした話だと思われる。著者は13歳でカリフォルニア大学バークレー校に入学してる。2025/07/12

昼夜

19
危ないところをミアの子どもだからこその犯罪スレスレ?な限界を知らないフリーな思考と機転で何回もラスボスに阻まれてそれでもめげずに立ち向かい最後の最後に一発逆転ホームランをかっ飛ばした瞬間が最高にスカッとした。2022/01/15

長くつしたのピッピ

18
一昔前のアメリカドリームは,希望があり努力と才覚で実現出来るイメージだった。昨今は、中国からの移民も多い様で、母国でそれなりの職業についていても、アメリカでは全く通用しない現実。本書の親子も同様で、夢を抱いて自由の国アメリカを目指したが、現実全く違っていた。それでも前向きな主人公の頑張りが読んでいて清々しい。アジア系に限らず有色人種への偏見や差別は、思っている以上である事を知る。それでも困っている同胞に手を貸し続けたこの家族の未来が明るいのが児童書ならでは安堵する。2025/06/22

spatz

15
原題はFRONT DESK。 「13歳でカリフォルニア大学バークレー校に、17歳でハーバード大学法科大学院に入学、卒業後文筆の道へ進んだ著者が、実際に6歳の時に移民としてアメリカへやってきて、モーテルの受付をした経験から執筆」と解説にあり、うなづかされた。 両親と一緒に夢の国アメリカに移住。でも現実は厳しい。ドケチなオーナーのもとで、ひどい条件を呑まざる得ず、家族3人でモーテルにすみこみで働くミア #NetGalleyJP2022/02/08

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