内容説明
藤谷和子、昭和2年樺太生まれ。引き揚げ後に俳句と出会い、以後60年、北海道俳壇の最前線で俳句を作り続ける。大輪の向日葵のような魅力的な笑顔に惹かれた著者の手による、俳句を辿りながらのインタビューを対話形式で収録。9回に及ぶインタビューを重ねる内に浮き彫りになったのは、俳句に寄せる思いや実作の方法と同時に、戦中戦後を生き抜いてきた一人の女性の人生でもあった。その人生の道連れであり、旅の杖ともなった世界最小のポエジー「俳句」。これは現代俳句のユニークな入門書であり、俳人には示唆を含む書であり、俳句とともに生きた女性のものがたりである。
目次
はじめに
第一章 引き揚げから俳句初学の時代
第二章 『瞬(またたき)』の時代
第三章 『生年月日』の時代
第四章 『アンソロジー』から「草木舎」へ
第五章 「草木舎(そうもくしゃ)」を起ち上げて(平成22年~ 83歳~)
終わりに
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