内容説明
「海道一の弓取り」と称された今川義元。幼いころに仏門に出され、師父・太原雪斎とともに京都での学びの日々を送っていた栴岳承芳(のちの今川義元)は、兄・氏輝に呼び戻され駿府に戻る。やがて氏輝は夭逝、還俗し家督を継ぐことになった義元に、同じく仏門にあった兄の玄広恵探が対抗、『花蔵の乱』と呼ばれる家督争いが起こる。心を鬼にしなければならぬ――仏の道を捨て今川家総領としての道を選んだ、若き日の義元に焦点を当てた長篇歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
YONDA
16
梅岳承芳時代から花蔵の乱を経て、今川義元として桶狭間で討たれるまでを書いた一冊。梅岳時代の義元と雪斎の師弟関係、花蔵の乱は今川家を継ぐための義元の心の葛藤が感じられた。今川家を継いでから桶狭間までは急ぎ足となってしまった感があるので、無理に桶狭間を描くよりもその直前で終わっても良かったような気がする。2022/07/13
スプリント
10
雪斎亡きあとの義元像を詳しく知りたかったが思いの外ページが少なかった。 2022/02/12
タムーチョ
4
後に今川家の当主となる栴岳承芳(今川義元)と太原崇孚雪斎が今川家の家督を取りに行くお話です。つまり花蔵の乱を主題としています。今川義元の書は初めて読みましたが、面白かった。義元の全盛期というよりは如何にして戦国の大大名 今川義元になったのかに焦点を当てています。私のイメージしていた義元像が一気にカッコよくなりました。それにしても雪斎の何たる偉大なことか。 義元は勿論彼が居たから今川家は大きくなったのだと思います。2022/01/12
北之庄
3
どうする家康でプチバズり中の、今川義元公の我が青春符って印象の作品。後に花蔵の乱と呼ばれる今川家の跡目争いや、高明な太原雪斎の活躍、足利将軍家との関わりや甲相駿三国同盟等、今ひとつよく知らなかった事がよく分かった。なお運命の桶狭間の描き方は極めてあっさり。2023/02/19
かずぺん
3
今川義元の若い頃の話を初めて知りました。興味深い内容でした。2022/04/27
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