内容説明
自然の音や街の喧騒、それらを受け取る人々をも含む「耳でとらえた風景」。その歴史とこれからを「音の思想」として集大成した名著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mamatutu
0
原著は1977年と言う書かれておりサウンドスケープとしては早い時期の本だが、今改めて読む必要は無かったかと思った2025/11/12
abaoaquagga
0
文学作品における音の表現に着目することで、録音技術の無い時代の音を疑似的に聴くという考え方は面白い。さておき、本書を貫いているのは、身の周りの音を無自覚に聞き流してしまう風潮への危機感だ。文明社会の発展に伴い失われゆく音に対する著者の視線は、絶滅動物へのそれとよく似ていて、だからこそ、本書は単なる研究成果の羅列にとどまらず、読者にも音に対する意識の成長を促すとともに、音の絶滅防止=記録のための具体的な手段を提示してくる。イヤホンを外した剥き出しの耳で、できれば開けた窓のそばで読むのがふさわしい一冊。2022/06/25
-
- 電子書籍
- 転生聖女は推し活がしたい!【分冊版】 …
-
- 電子書籍
- 「死霊術師など穢らわしい」と処刑された…
-
- 電子書籍
- カタワレオレンジ 27巻 Colorf…
-
- 電子書籍
- コンビニ強盗から助けた地味店員が、同じ…
-
- 電子書籍
- 水の聖女と紅蓮の皇子【タテヨミ】(4)…




