内容説明
JAXAで科学衛星やロケットの開発を手掛け、現在JAXA名誉教授として宇宙科学やロボットなどの啓蒙活動で知られる著者がわかりやすく説く「宇宙のきほん」。「宇宙から見た地球はなぜ青い?」「人工衛星はなぜ落ちてこない?」などの素朴な疑問から「宇宙インフレーション理論」などの深い話まで解説。 民間宇宙飛行が現実的になる中、今からでも間に合う、宇宙のニュースを楽しめる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペカソ・チャルマンチャイ
4
大変良い本で、お薦めできます。ただ、タイトルはどうだろうか?人工衛星の割合が多いですね。後半は科学的な思考による考察が多くて、私好みです。2022/04/29
merci
2
☆☆☆人工衛星に関する章が充実。JAXAから見る宇宙の話。科学の本。2023/03/01
のん@絵本童話専門
1
新書、ルビなし、中学以降〜2024/04/26
dahatake
1
素晴らしい。最新の宇宙を専門家で無い人が理解するに最高の書籍。学生の時代に出会いたかった。 宇宙を考える中で、人間の感覚の中で捉えようとする限界が、まざまざと理解できる。 基礎知識としての電磁波はもはや必須。 - 自分が『赤』と認識してる色は、他の人も全く同じように認識できているのか? - 可視光線という範囲の意味 が、更に腑に落ちる そして観測のための衛星や探査機の技術の一端に触れられる。宇宙空間の放射線の存在や、位置情報の測定の困難さからジャイロや電磁波での測定などの仕組みが見えてくる。2022/10/22