内容説明
今、急増している「将棋を観るのが好き」という新しいタイプの将棋ファン「観る将」。そんな観る将を強力にサポートする新発想の将棋ガイドが誕生しました。全9章、400ページを超える圧倒的なボリュームで、多岐にわたる将棋情報をやさしく、わかりやすく、丁寧に解説。毎日新聞の観戦記者でもある現役女流棋士が、出し惜しみすることなく書き尽くしました。基本から裏側まで将棋情報がぎっしり詰まった本書を読めば、将棋への理解が一段と深まり、将棋がもっと楽しく、おもしろくなることは間違いないでしょう。指す、観る、描く、撮る、読む――思い思いの形で将棋を楽しんでいるすべてのファンに届けたい著者渾身の1冊です。682語におよぶ将棋用語解説付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読書は人生を明るく照らす灯り
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📕読んだ理由📕観る将を学びたかった 📘読んだ感想📘女流棋士が増えると、もっと将棋の魅力が伝わりそう。まずは詰将棋から楽しみたい 📗読んだ後の行動📗将棋観戦をライフワークにしたい 2024/03/12
チャー
10
将棋を知らない人にとっては対局そのものは難解なイメージがあるが、本書は対局の内容が理解できない初心者にも将棋を見て楽しめるようにわかりやすく将棋界について紹介している。基本的なルールはもちろん、棋界や棋戦、タイトル戦の仕組みや観戦の楽しみ方が解説されており参考になる。巻末には将棋用語集が掲載されており、対局中に解説で使われる言葉の意味がようやく理解できた言葉も。現地大判解説会や前夜祭などの説明では、写真撮影やSNSなど昨今のデジタル機器の利用のマナーなども記されている。2022/07/16
しょうご
10
個人的な将棋熱が高まっているので図書館で借りて読んでみました。 将棋の楽しみ方は指すことはもちろんですが、観戦をしたり、応援したりと様々であるようです。 昔はNHKの日曜日の将棋を録画して観ていましたが、そのときによくわかっていなかった考慮時間の意味を知ることができてよかったです。 将棋の世界とりわけそれを職業とする人たちを知るのにおすすめの一冊です。2022/02/23
有理数
9
女流棋士が「将棋界」について網羅的に解説した一冊。将棋の一般的なルールから、棋士の一年~一日単位でのルーティン、オフの日の活動、奨励会、対局の流れなど、かなり細かく詳しく、解像度が高いところまで書かれている。「観る将」(観て楽しむ将棋ファン)のための………とあるが、観る将ではなくても、「将棋界ってどうやって回っているのだろう?」「棋士ってどんな仕事?」というように、なんとなく将棋界について知りたいというひとも読んで楽しいと思う。2022/07/07
Gamemaker_K
5
タイトルそのまんまの、観る将のための将棋ガイド。タイトルの薄さに反して中身はとても濃く、今の将棋界の概要をガッチリつかめる、かなりの良書だと思う。…にしてもだよ、最近の将棋は全くもって繊細なものになっているような気がするよ。難しくてかなわんよ。2022/01/08




