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内容説明
ピッチャーがボールをうまく投げられない、ゴルフで打とうとするときに思わぬ動きをしてしまう、長年演奏してきた楽器を弾けなくなる、こうした症状は以前から知られ、イップスなどと呼ばれてきました。
そうしたイップスやふるえ、不随意運動で悩んでいる患者さんのなかには、脳神経と特定の動きが結びつき、その動作をしようとしたときにだけ不具合が起きてしまう人がいます。
局所性ジストニアなど、病気の本質が見極められ、正しく診断されれば有効な治療法がある病気もあります。
本書は局所性ジストニアを中心に、原因不明、心因性といわれていた病気のしくみや基礎知識、治療法をわかりやすく紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小木ハム
11
イップス症状が起きる背景には2つのパターンがあり、①心因性、②脳神経系の異常とがある。前者はメンタルトレーニング、後者は脳手術によって改善できる可能性があるが、一般的にイップスは心だけの問題と捉えられており手術でなければ治せない場合があることはあまり知られていない。これを「局所性ジストニア」という。漫画家にもイップスに似た症状があり「書痙=しょけい」という。この症状が出ると手が震えて絵が描けない。著者はとある漫画家の書痙を治すために脳手術を行い、大きく改善。その漫画家は令和3年時点も活躍しているとのこと。2022/11/25
ぞね
1
イップスや震え、局所性ジストニアについて非常に分かりやすく説明している。医師が書いた本であるためか、客観的事実に基づいて書かれているように思われる。「イップスの大半は、局所性ジストニア」と明言しているのも特筆すべき点。イップスや局所性ジストニアを疑うようになったら、まず読むことをお勧めする。 ただ、全体的に外科的手術を勧めるような書き方が散見される点には疑問を持った。もちろん、手術によるリスクやデメリットも説明してはいるが、前半を読む限りでは「手術した人はみんな治った」かのような印象を受けるので、→2023/02/21
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