朝日文庫<br> 寂聴 残された日々

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朝日文庫
寂聴 残された日々

  • 著者名:瀬戸内寂聴【著者】
  • 価格 ¥720(本体¥655)
  • 朝日新聞出版(2021/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022650276

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内容説明

「生きる楽しみのすべてを犠牲にして、ひたすら書き通した百年ばかりの人世は、一応筋を通したことになろうか」──著者が亡くなる直前まで書きつづけた朝日新聞連載を緊急文庫化。単行本未収録の15本を新たに加えた最後のエッセイ集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takakomama

5
朝日新聞に連載された、著者が90代のエッセイ。家族や友人たち、見送った人々の思い出など。私の実家の父母も90代。施設にいる母、体調をくずすことが多くなった父の姿も重なって、90代のリアルな日々だと思います。戦争を生き抜いた人の生命力は強いなあと感心します。2022/10/30

やぎ

5
瀬戸内寂聴さんが住職を務めたお寺を参拝してきた。お亡くなりになったのが2021年11月9日。最後に書かれたエッセイがその一か月前の10月14日でした。流石に明るい話題は少なく、自分より先に天国に行った人の事や、自分の死を見つめたエッセイが多かった。最後のエッセイである「卵焼きの思い出」の他、防空壕でお亡くなりになった母の出来事が何度も登場した。あの世で母とお会いできたろうか。合掌。2022/09/23

すうさん

4
2021年11月9日、99歳で鬼籍。最後のエッセイが同年10月14日。本書のエッセイもほぼ年齢の記述から始まり、自分の周りの人たちが亡くなっていった寂寥感であふれている。普通の人なら文章はもっと悲しいものになっていたでしょう。仏に帰依する寂聴さんだったからこそ、達観して自分や世界を見つめていたように思います。死を眼前にしたまま「いまだ生きている老い」を学ぶことができました。向かっていく浄土への道が見え隠れする中で、己の身も心も削りながら言葉を紡いでいくことは修行なのか、それとも与えられた業なのか。合掌。2025/08/18

1
年老いても、死ぬ間際であっても、貪欲に色んな事に関心を持つ、それがあった人なんだと感じました。2022/04/16

旅人

0
j2025/11/01

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