内容説明
これからのAIの時代、私たちの脳(生命知能)とAIの違いを知れば恐れることはない。私たちが豊かで幸せな生活を送るためのヒント満載の「希望の書」。
池谷裕二氏も瞠目。これからの学びの核心がここにある!
「ただの流行に乗った人工知能の本と思うなかれ。知能の本質、脳の本質を鋭く抉る異次元の一冊だ。
『自分』の動作原理に興味のある人は手にとってほしい。生き方のヒントさえ見つかるだろう」
これからますますAIがわれわれの日常生活に実装される時代、私たち人間がこれからも豊かに幸せに生きるためにはどうすれば良いのか?
そのためにまず必要なのは、私たちの脳とAI、それぞれの特質をよく知ること、
そして、私たちの脳の特質を生かした知能=生命知能を成長させることだ。
最新の知見をもとに、生命知能と人工知能の違い、生命知能を支える意識の働きを解説、
生命知能を成長させる脳の使い方、育て方のヒントを提示する。
【本書の内容】
序 章 人工知能化が進む日本社会
第1部 私たちの脳と計算機
第1章 脳という巨大な情報システム
第2章 「進化」から見る脳
第3章 脳は勝手に動く
第2部 知能とは何か
第4章 生命知能を創る
第5章 知能はどう育つか
第3部 知能を支える意識
第6章 意識とは何か
第7章 人工知能は芸術作品を創れるか
第8章 意識が科学と宗教を生んだ
終 章 強い生命知能と豊かな意識を育てるために
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
チャーリブ
47
知能機械情報学の専門家である著者が脳の仕組みをエンジニアリングの観点から説明しています。脳はコンピュータとは違って並列計算のシステムであり、その脳が意識の世界においてだけ時間軸に沿ったシリアル化を行っているそうです。この意識システムのおかげで私たちは因果論の世界に生きることができるというわけです。こうして私たちは時間の流れの中に生きているように感じますが、これは脳の作り出したイルージョンで、いわば生身のVRの中に生きているようなもの。まさにマトリックスの世界ですね。○2022/11/16
おせきはん
34
生命知能と人工知能の違いについて論じられています。人工知能の得意とする効率化が重視され、社会が人工知能化しているのではないかとの著者の指摘には納得感がありました。生命知能の様々な働きを大切にしていきたいと思います。2022/07/06
mazda
12
解像度がそこそこのテレビだと2次元映像がきれいにみれますが、4K8Kになり自分たちが処理しきれない量の情報があったとしても、感じる映像感は変わらないと思っていたそうです。しかし、実際に見てみると奥行のあるリアルな映像になった、ということが書いてありました。つまり、私たちは、自分たちが処理しきれない大量の情報を普段見ているせいで、リアルな3次元画像としてとらえているのではないかということですが、私も同感です。実際に高精細なテレビを見ると奥行きを感じますが、多分すべての画像情報は処理できてないのでしょう。2022/11/08
izw
10
脳や生物に宿る知能を「生命知能」と呼び人工知能と区別する。生命知能は人工知能が、根本的に異なるという仮定・前提から出発するのではなく、構造的にどのように異なり、その仕組みの違いから、機能がどのように異なるのか、と考察しているので、納得性が高い。その上で、機械が意識を持てるのかという議論に進んでいるので、人工意識の実現がまだまだ困難であることも納得できる。2023/08/31
るう
10
脳の働きを最新の技術を使ってダーウィニズム観点から研究し人工知能と相違点を考察し一気に情報化が進んだ現社会においての考え方生き方を解説。著者の広範囲の博識ぶりと説明の分かりやすさが素晴らしく講演があったらお聴きしたい。学生だったら講義受けたい。2023/02/18
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