ポプラ文庫ピュアフル<br> いつかの冬、終わらない君へ

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ポプラ文庫ピュアフル
いつかの冬、終わらない君へ

  • ISBN:9784591172278

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内容説明

出版社で働く柚希は、人に対して自己主張ができない性格。小説の編集者になりたくて出版社に入ったが、入社以来求人誌の編集部で働いている。柚希には小説家を目指していた高校時代からの親友・彩羽がいたが、彩羽は二年前に事故で亡くなっていた。柚希はその事故の原因が自分にあると思い込んでいた。絶望的な状況の柚希の前に、ある日赤いパーカーを着た青年が現れる。青年は柚希に「僕の名前を呼んで」と語りかける……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
人に対して自己主張ができない性格の出版社で働く柚希。入社以来求人誌の編集部で働く彼女が、意外な再会をきっかけに変わってゆく物語。自分がやりたいことも言えず、仕事にもやり甲斐を感じず、母親とも衝突しがちだった柚希の日常。高校時代からの親友・彩羽が二年前に事故で亡くなった原因が自分にあると思い込んでいた彼女が、元同僚との出会いをきっかけに親友の死と向き合い始めて、これまで気づくことができなかった様々なことがあって、そしてものの見え方もまた変わっていって、彼女を巡る状況も好転してゆく結末はなかなか良かったです。2022/02/03

桜📕のベルズ

5
やっぱりいぬじゅんさんの作品、好きだなぁ。2023/08/07

色素薄い系

3
不思議な冬の体験の話でしたね。自己肯定感が低いというのもあり何事もうまく行っていない柚希がある出会いで世界の見え方が変わっていくのは良かったと思う。でも柚希の事を好いてくれているっぽい人を教えてくれていたのに完全に記憶から抹消していたり母親から言い含められた件も消去されていて「えぇ…そんな重要な事も忘れるのヤバくね」と思ったのは事実。2022/02/24

太郎

1
★★☆☆☆2022/01/24

小東うみ

0
2023.12/25-2023.12/27 ★★★★☆ ファンタジー恋愛だった。 冬樹の存在がわかって、救われていたと知って、 母親に本当のことを話してもらって。 いい方向に進んでよかった。 2023/12/27

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