SUPERサイエンス 南極海ダイナミクスをめぐる地球の不思議

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SUPERサイエンス 南極海ダイナミクスをめぐる地球の不思議

  • 著者名:青木茂
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • シーアンドアール研究所(2021/12発売)
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  • ISBN:9784863540880

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内容説明

地球全体の海の底を、冷たい水が2千年かけて循環しています。この水は地球全体の気温や降水、さまざまな気象現象に密接に関わっています。温暖化で極域の氷が溶けると、海水位の上昇だけでなく、海洋の循環も止まってしまう可能性があり、そうなると地球規模の気候変動が起きてしまいます。
本書は、深層水の循環の仕組みや今後起こりうる環境変化について、循環の動力源である南極海にスポットを当てて解説します。

目次

●Chapter.1 南極海ダイナミクスって何?
●Chapter.2 極域で起きている異変
●Chapter.3 海洋循環のメカニズムにせまる!
●Chapter.4 極域の「氷」からわかること
●Chapter.5 気候システムのダイナミクス
●Chapter.6 南極海を調査する技術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なーちゃま

1
水は4度で最も密度が低くなるが、塩を含む水は温度が低いほど重くなり、下に落ちていく。そうして沈みこんだ水が2000年をかけて地球の底を循環し、高緯度なのに温暖なヨーロッパを作ったり、停滞して気候を変化させたりしている。極域は最も気候変動の影響を受けやすく、南極ではそこまでの変化が見られていないものの、北極の氷は溶けたり減ったりしている。海面上昇は、氷が解けたことに起源するものと、熱の吸収による膨張が起源のものもある。熱塩循環について読む目的で手に取ったが、海のダイナミクスが概観でき読んでよかった。2020/09/14

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