内容説明
富山の住職が匙を投げた、呪われた農家。
相次ぐ不審死。開かずの間。
中にはいったい何が……
「鏡の部屋」より
北陸最恐の怪談ハンター、最新書き下ろし!
金沢発、霊感営業マンが綴る実話怪談集。
山間を撮影した映像に映る赤い屋根の家。だがそれは今は存在しない一家殺人のあった家で…「ドローン」
著者の友人の住職もお手上げだという連続不審死のあった富山の家。霊能者のAさんと著者が現場で見たものは…「鏡の部屋」
友人と霊はいるかいないか賭けをすることになった男。自殺の名所と言われる石川県の橋へ動画を撮りに行くが…「熊走大橋」
村の火葬場で焼き縮む遺体を棒で押さえつける仕事。ある日、恐ろしいことが…「火葬」
同僚男性に誘われて行った彼の家は人形だらけ。やがて二階から妙な物音が…「人形の家」他、オール書き下ろし!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
23
ホラー。正直合わなかった。人が死んだり失踪したりしすぎると、リアリティに欠けると感じてしまう。実話怪談を書こうと勉強している身としては、ある意味参考にはなったけれど。2022/03/28
尾白
6
里山に遊びに行けない姉が『おんぶ』していた妹と助けてくれた狐。『水道の水』の匂いが変わった理由。幽霊のいるいないをかけた『熊走大橋』で飲んだコーヒーと出会った人々。切ないしちょっと不思議な『友人へ』2022/08/25
tow
5
今回は、現実味が薄いかな。面白かった。2022/03/12
日常茶飯事#1117
1
変わらず救いのない話、聞かなければよかった話が多く、続編を期待してしまいます。2024/01/31