SB新書<br> 妄想美術館

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SB新書
妄想美術館

  • 著者名:原田マハ【著】/ヤマザキマリ【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 特価 ¥495(本体¥450)
  • SBクリエイティブ(2022/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784815611606

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内容説明

あらゆる時代の名画が一堂に会する奇跡の迷宮へようこそ
原田マハ『リボルバー』の創作秘話、ヤマザキマリ『テルマエロマエ』誕生の知られざるエピソードも披露!
マハ&マリの好きな美術館、おすすめ美術館、好きな作家、好きな作品など2人のアートの世界にどっぷり浸れる1冊。
アートを溺愛する作家と漫画家の2人が創る究極の美術館とは? 原体験から現在に至るまでのアートヒストリー、偏愛アーティストたちから受けたインスピレーション、小説や漫画の創作のバックステージをまじえ、名画にまつわる裏話、お気に入りの美術館案内、絵画鑑賞の秘訣、画家たちの知られざるエピソードなど尽きぬアート談義。泉のように湧き上がる2人のファンタジーが炸裂する名画のラビリンスに迷い込んでみませんか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

214
テルマエ・ロマエのヤマザキマリさんとアートを題材にした作品を世に問う原田マハさん、人気の二人の対談。17歳でイタリアに渡りフィレンツェ美術学院で画家修業をされたヤマザキさん。大学に入り直し美術史を学び、ニューヨーク近代美術館勤務を経て作家に転身した原田さん。共にどっぷり美術の魅力に浸かった二人、お気に入りの美術館案内、画家や名画にまつわる楽しい話などで盛り上がる。聞いてるだけで知識が身に付いたような気になり、美術館に行きがたくなる。段落毎に、文中の画家名、美術館名の丁寧な解説が付き親切。勿論、写真も豊富。2022/01/27

trazom

190
お二人の気楽な対談。原田さんのお父さんが美術全集のセールスマンだと知って面白かったし、ヤマザキさんの「ヴィオラ母さん」の凄さにも改めて感動。各々の好きな作品ベスト10を見て、原田さんの嗜好はだいたい理解できるが、ヤマザキさん独特の審美眼には驚く。ダ・メッシーナ、ファン・エイク、ジョヴァンニ・ベッリーニ、モランディくらいまでは納得できるが、パオロ・ウッチェロの「聖母子像」を絶賛されているのを読んで、どう反応したらいいのか…。世評に振り回されることなく、自ら確乎とした評価軸を持っている人の強さが、羨ましい。2022/03/01

rico

170
オバサン顔の聖母のインパクト!え、もう終わりなの~??もっと読みたいんですけど。マハ&マリ、夢の競演!マハさんは正統派、マリさんはマニアック、とお好みは対照的ですが、アートへの深い造詣とあふれる(偏)愛をお持ちのお二人の対談が、楽しくないわけがありません。作家、作品、美術館そのもの、歴史などなど、縦横無尽。一気に読んでしまいました。マハさんのお好きなモランディとか、マリさんが愛してやまないメッシーナとか、いいなあ。お二人がプロでユースする「不完全美術館」や「国連美術館」、実現しないかしら。2022/02/18

けんとまん1007

148
とにかく、お二人の対話が面白い。それだけでも、読み応えあり。正直、美術にはあまり目が向かないが、ゼロではない。わかるわからないではなくて、ただ観るだけでいいと思うが、そんな背中を押された気分。それぞれの作品から、いろいろ想像を広げてみると、楽しさも膨らむ。2022/07/08

のぶ

140
原田マハさんとヤマザキマリさんのアートについて語りつくした対談集。語りつくしたと書いたがとても語りつくしていない。もっとこの二人のアートについての思いを聞いていたかった。対談はテーマを決めずに、自由に語り合っているところが良い。好きな美術館や好きな画家について挙げているところは結構対照的でした。好きな画家はマハさんが印象派の画家が多いのに対し、マリさんはルネッサンスやバロックが多かった。それにしても、二人の知識は半端ではない。一部解説が入っているが、作品の写真をもっと掲載して欲しかった。2022/01/25

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