内容説明
付き合っていた美涼を事故で亡くした騎馬は、彼女の記憶だけを失っていた。なにか大切な約束をしていたはず・・・と葛藤していると――突然二年前の春に戻っていた。騎馬は早速美涼に未来では付き合っていたと打ち明けるも「変な人」とあしらわれてしまう。それでも、彼女はもう一度過ごす毎日を忘れないようにとメモを渡し始める。騎馬は彼女の運命を変えようと一緒に過ごすうちに、もう一度惹かれていき・・・。ふたりで過ごす切なくて、苦しくて、愛おしい日々。お互いを想い合うふたりの絆に涙する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
4
付き合っていた彼女を亡くしたのと同時に彼女の記憶も失った少年が突然二年前に戻った事から始まる恋愛小説。これぞスターツ出版文庫と言える恋愛劇とそりゃ聞いてないよーって言ってしまうような真相が待ち構えていた2022/02/18
Nori
3
付き合っていた彼女を亡くした男子高校生がもう一度彼女との出会いからをやり直すタイムリープ恋愛小説。このラストは予想してなかった。痛みを抱えながらも彼女を背負って生きていく姿を応援したくなる。2023/02/25
S ae
1
なんて言うか不思議な気持ちになる。スマホで永遠に残すのも言いけれど写真を原像してたった1枚の紙にするのもまたある意味永遠の思い出になるなって思った。どれだけ優れた人間が自分の身内にいたとしても自分は自分で自分にしか持っていない魅力があってその人にしか感じない魅力だってある。と言うことを分からせてくれる。2度読みしないと解決しない部分もあるから2度読みしたい2022/06/19
美月
0
亡くなった彼女とまた再開することができたら、、、。 過去を変えられないとしても、、そこには確かに二人が歩んできた足跡が必ずある。 最後泣いた。2023/02/17