内容説明
敗戦後にGHQが指導した教育民主化の理念と、戦前の学校後援会や保護者会・父兄会・母の会など旧態の組織とがない交ぜになった性格をもつPTAを、歴史的な背景、国の教育行政やほかの地域組織との関連、共同体論や社会関係資本などとの関係から考察する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てくてく
8
任意団体であるはずのPTAが実質的には強制であり、退会しようとしてもかなりの圧力をかけられるのは何故か。PTAの沿革を戦前にまで戻って確認することで、PTAが子供←親←学校←都道府県教育委員会←国と、ところどころ穴はあるにせよ国家装置として設定されていることを明らかにしている。 PTAって、必要なのだろうか。2017/05/11
matsu
4
PTAには色々と問題点も多いし、根が深いと思ってたけど思った以上だった。戦前からの継続部分など今まで知らなかった、気づかなかった視点が興味深かった。そして日本会議的な思想の根深さに恐怖を感じる2017/07/14
Hiroaki Matsuyama
3
PTAは世帯を最小単位とする国民を国家によって統制するものだと示している。PTAが主催する活動は無く、地域の青年団、町内会、学校主催の懇談会への出席でPTA会員は忙殺される。任意加入であることは会員には十分に知らされていない。PTA会員同士で牽制し抑圧しあい、同調圧力がある。等、PTAにおける問題点をPTAの成り立ちから論じている。2017/05/15
takao
2
ふむ2023/06/12
Akio Kudo
1
★★★ もう少しアウトプットを洗練してくれたらと思うと惜しい。しかし、内容はPTAが戦前から存在するものであり、強制力があるところなど現代社会と合わない部分があるとの指摘は考えさせられる。2018/11/13




