内容説明
仕事・人間関係・お金・健康…
「ほんとうの自分」に目覚めると、
心から納得いく人生を生きられる!
「ほんとうの自分」に目覚めること、
それこそが人生に奇跡を起こす
たったひとつの方法である。
主人に仕える勇敢な猟犬・ジョンは主人や仲間から離れ、「ほんとうの自分」「ほんとうの自由」を探しに、伝説の聖地・ハイランドを目指す。旅の途中、多くの冒険、いくつもの困難を乗り越えながら、仲間や師との出会いを通じて、聖地・ハイランドに導かれていく。そして、ついにハイランドへの到達を果たすことになるのだが、そこでジョンが見た景色とは…。
私たちはなんのために生まれ、どう生きるべきか――人生に迷うすべての現代人におくる珠玉の人生寓話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
84
これは深かった。印象に残ったのは、賢者のネズミであるクーヨが打ちひしがれた元エリート猟犬のガジョに「苦しみとは今目の前に起きている体験を受け入れないということじゃ」という台詞。仏教の世界観を彷彿とさせながらも、見事な見識だと思いました。2023/12/09
かず
27
★★Audible。前半はワクワクできたが、カタカナの登場人物に混乱したまま終了。2023/06/20
くろうさぎ
21
やりたいことをうまくやれないことが苦しくて少し前に買っていたこの本を読めば何か答えが見つかるかもと思って読んでみました。猟犬だったジョンの旅を疑似体験していくうちに、ジョンの学びが自分の過ごしてきた人生の出来事と重なっていきます。自分の身に起こったことは偶然ではなく必然…。その時々で苦しんできたことは決して無駄な時間ではなかったのだろうけど、今にして思えば、魂の声を聞くことで、もっと早く抜け出せたのだろうと思います。ジョンのように悟りを開けたわけではないけど、読み終わって、かなり気持ちがスッキリしました。2022/11/04
ひめぴょん
18
著者は1966年千葉県出身でカウンセラー。ご自身がガンサバイバーということも影響があるのかもしれない。最後は禅問答のようなやりとり。ジョンと一緒に考えることで同じような境地を体験できる気がしました。「自分で考え、自分で選択する」ことが自分を生きることになる。その考える根に魂の声を意識する。じわっと心に効いてくる本。おすすめです。以下は文中引用とミニ感想です。 「飼われる」ために生まれてきたんじゃない。俺たちの本質は「自由だ」。 “ほんとうの私を生きている”ということができるか? 余計な知恵をつければつける2023/07/15
Good Tomorrow
11
『本当の自分、本当の自由って何だろう。』〝それ〟を探しに優秀な猟犬ジョンは、今までご主人様の元で何の疑問も持たず飼われていた暮らしを出る。旅の途中で出会う助言者達の言葉で自己をみつけていく人生寓話。読みやすいストーリー、親しみの湧くイラストのなかで自分を主人公に置き換えて読む本でした。このテーマは漫画や映画、ゲームなど様々な創作物で扱われていますが、本が心静かに自分と向き合える時間をつくれます。著者の刀根さんが職場の元先輩なので手に取った一冊でしたが、手元に置いて読み直したい本との出会いになりました!2022/07/30