内容説明
現代医学の主流では無視されていますが、
ヒトは肺だけでなく、脳でも常に呼吸をしているのです。
この脳呼吸が妨げられると、全身の細胞が十分に活性化されず、
生命力が低下してしまいます。そして、それがうつ病を引き起こす原因となるのです。(はじめにより)
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気分が落ち込んだまま夜も眠れない、体が常にだるく何をするにもやる気が起きない、
いつも頭痛がして頭がすっきりしない……。うつ病になると、さまざまなつらい症状が続きます。
著者は「脳呼吸」を整えることがうつ病の改善につながると提唱し、
独自の治療体系として「CSFプラクティス(脳脊髄液調整法)」を創案しました。
脳呼吸とは、頭蓋骨の中を満たし、クッションのように脳を守っている脳脊髄液を全身に循環させるしくみです。
本書では、うつ病は精神的ストレスに起因する心の病気ではなく脳の病気であるという考えに基づき、
うつ病の正体や改善のメカニズムを説き明かします。
脳呼吸がスムーズに行われていれば全身の細胞が活性化され健康を維持することができるとし、
誰でも実践できる脳呼吸促進のホームケアや、脳呼吸を正常に維持するための生活習慣などを解説しています。
自宅で気軽に始められるケアや予防法を知ることができる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
28
脳呼吸で「うつ」を治すメカニズム&手法が解説された一冊。人は肺だけではなく、脳も呼吸していて、この脳の呼吸が妨げられることで全身の細胞が活性化されず、生命力が低下して「うつ」を引き起こすという。本書では、1日3分でできる脳呼吸の整え方や、脳呼吸を正常に維持するためのタイ活習慣が詳細に語られる。原因不明の体調不良で、病院に行っても精神周りの問題にされて、何をしていいのか分からない方にオススメの一冊。2022/07/27
れい
9
【図書館】前半は、現代医学でわかっていることが述べられていた。途中から、持論が多くなり、自身の仮説を如何に正しく有用であるかという点が押し出されていた。現代医学で鬱病を始めとする気分障害を治すのは難しい。ここには大いに同意する。脳呼吸を整えることで救われる人もいると思うけれど、バランスよく取り入れるのが賢いと思う。盲信は危険。2023/06/21
TATTYA
0
代替療法としては可能性をかんじる。2023/08/10
無学
0
効果あるのかどうかはわからないですが、とりあえずホームケアを実践してみます。 2022/03/26