内容説明
発達障がいとトラウマが混在した、複雑な問題を抱えた子どもたちへの、普通の日常生活で誰にでもできる「治療的な関わり」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり
84
子どものこころの専門医による子ども虐待にかかわる「発達障害」と「トラウマ」を解説した心理系の専門書。発達障害とトラウマの相互作用を理解する〈理論編〉、あいち小児保健医療総合センターでの〈実践編〉の2部からなる。トラウマのフラッシュバック、遊びを使ったグラウンディング、トラウマを抱えた「過去」にアクセスする方法など、トラウマを癒す「治療的な関わり」が具体例として紹介されている。序文は発達障害研究の第一人者杉山登志郎氏。お勉強の一冊。2022/02/15
ひろか
11
著者のことは初めて知ったが、どこか通りところへ行ってしまった(凧の糸が切れたように)杉山先生の跡を継ぐ、実直でわかりやすい一冊。非常にバランス感覚を感じます。2021/09/05
okaching
5
トラウマや発達障害について簡潔に説明し、その対応の仕方も現実的なものばかりでわかりやすい。ADHDやASDの遺伝をもつ人たちの家系図を開いたら、虐待を受けている人たちが多いと思う。うちは長男がADHD傾向があり、次男は落ち着いている。長男はとても手がかかり、怒らないように心掛けていても怒られる回数はどうしたって多い。社会に出れば無理解な人が多いとも感じる。社会全体で発達障害を持つ人が生きやすい社会を作ればそれだけで、虐待は大きく減るのではないか2022/12/14
unaryoskof
3
専門的な内容もあったけれど、全体的に平易で読みやすく、普段の仕事や人間関係、自分自身のことにも応用が効きそうな知識やスキルが紹介されていた。本書で紹介されていたバナナのおもちゃを早速アマゾンで購入。2025/09/18
happy55703
2
トラウマを抱えて生きていくって辛い2025/06/21
-
- 電子書籍
- Ants Nest~茨の門に阻まれた私…
-
- 電子書籍
- フィアンセは記憶喪失【分冊】 3巻 ハ…
-
- 電子書籍
- あなたがまぶしくて【分冊】 6巻 ハー…
-
- 電子書籍
- CAPA2020年11月号
-
- 電子書籍
- AIが同僚