ほじくりストリートビューザ・フューチャー

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ほじくりストリートビューザ・フューチャー

  • 著者名:能町みね子
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 交通新聞社(2021/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784330059211

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内容説明

ストリートビューを眺めて見つけた変な地形、先がどうなっているのかわからない行き止まり、細すぎる道……。そんな気になる場所に能町さんが実際に出かけ、地図の中から「ほじくる」ように実踏レポートしてきた数々のスポットをたっぷり紹介。普通なら見過ごしてしまいそうな、日常のはざまのヘンテコな風景たちは、どこか愛おしい。未来にのこっていてほしい――。何気なく歩いている道も、能町さんの視点を借りたら新しい発見が見つかるかもしれない。これはバーチャルとリアルを行き交う、「ほじくり」散歩の入門書なのだ!

目次

(コンテンツより)
旧麻布我善坊町の谷底の路地[東京都港区]
新河岸駅と駅近くの巨大でいびつな建物[埼玉県川越市]
スレスレまで家がある相模川沿いの小道[神奈川県相模原市]
晴海埠頭の選手村建設地[東京都江東区]
高根台団地近くの長すぎる交差点名標識[千葉県船橋市]
交通量の少ない道になぜか立つ信号[東京都文京区]
大久保通りと抜弁天通りをつなぐよれよれの道[東京都新宿区]
鎌倉市のクルリンと巻いた道[神奈川県鎌倉市]
日本最古の幹線道路の立体交差[神奈川県相模原市]
/他、全40編+コラム3編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中原れい

48
ふー、楽し過ぎて長い事読んでいてしまったので、いったん終わっておきましょう。筆者の見方が前巻よりは軽くなったような…なくなってしまいそうな道でも楽しむ余裕をもってて一緒に楽しくなる。コラムの「集合住宅歴史観」の楽しそうなこと!茨城と神奈川のことは見る前からあれかーと楽しんじゃうオマケもついて、かろやかな散歩の様子を楽しみました。またさまよいそうです。2023/07/25

おかむら

28
地図で見つけた気になる場所に行ってみる、「散歩の達人」連載のニッチで地味な街歩きエッセイ第2弾。どうしても用事がなければたぶん一生行かないであろうなんの変哲もなく思える街(の一部分)がなぜこんなに楽しいのかしら。Googleマップ見ながら交互に読ん出たので目が疲れたわー。ちくしょー老眼めー! 横浜の竹山団地がいいなあ!真ん中に池! あと大黒埠頭のSFぽいバス停の名前とか、大泉学園のポンピドゥセンターとか、そそられる場所がいっぱい。この連載続いてるのかなー。続いて欲しいなー。2022/04/04

katoyann

24
能町さんが「地図で見て気になったところ」に行き、現地の様子をレポートするというコンセプトの本。『散歩の達人』の連載物。地理好きにはたまらない作品だろう。個人的には滝山団地、調布市の住宅街、南越谷の商店街が気になった。昭和の歴史も楽しめる。気楽に読めるのでオススメです。2022/03/24

Yutaka Matsuzawa

16
タモリ倶楽部の地図の回に出るくらい著者の能町みね子は地図に造詣が深い。この本は地図を見て何か変だな引っかかると思った所に実際に行ったリアルストリートビュー。「散歩の達人」でレポートをしていたものをまとめた二冊目。地図に照らし合わせ解説されるとしみじみ面白い場所が多数。校庭を西武池袋線が横切る埼玉県立飯能高校がいい。著者はどう線路があるか見たかっただけだが、私は中学時代に教室から、高架を荷物電車が走るのを眺めていたなと思い出した。実家や自宅の近所が出てきたりで地図マニア、街歩きマニアには楽しい本だった。〇2022/03/24

あんでぃあも

11
全く縁のない土地も能町さんの解説を読むとなんだか行ってみたくなっちゃう不思議。何箇所か馴染みのある場所も。わーあそこに能町さん来たんだ〜と嬉しくなった。一番最初に載っている場所をGoogleマップで見てみたら、案の定全く様子が変わってしまっていたよ。残念じゃ。2024/02/10

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