内容説明
全国の温泉地に伝わる偉人との結びつき、史料を調査しながら、現地取材や資料によって得られた情報を多数ストック。 そして、その成果をまとめ、旅行・温泉ファン、歴史ファンに楽しく伝えられるものに仕上げました。 <意外とある、戦国武将編> ・武田信玄が公認した「本物の隠し湯」はここ!(山梨県/下部温泉・川浦温泉・湯村温泉・川浦温泉) ・豊臣秀吉が人生で9度も訪ね、気持ちよさのあまり眠った!(兵庫県/有馬温泉) ・信長の妹、お市の方と浅井長政が仲良く?湯治した(滋賀県/須賀谷温泉)など <幕末・明治の偉人編> ・「西郷どん」こと、西郷隆盛がのんびり過ごした(鹿児島県/鰻温泉・日当山温泉ほか) ・「日本最初のハネムーン」で坂本龍馬が滞在(鹿児島県/霧島温泉・塩浸温泉)など
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
54
図書館の新刊コーナーでみつけて。本書は、24人の戦国武将や同時代の合戦にも参加した宮本武蔵、坂本竜馬など5人幕末の人物、歴史作家の司馬遼太郎などのゆかりの温泉をピックアップして現在も入浴できる温泉を紹介。8つのコラムも読み応えあり。関西でお馴染みで何度か訪れた有馬温泉。その「金の湯」は、藤原定家や足利義満、秀吉や官兵衛も入ったという歴史的な源泉であったことを初めて知った。温泉では、武将たちが、戦いで傷つき疲れきった体を癒やしていたのだろうとおもうと歴史ロマンを感じずにはいられない。2022/01/27
ピオリーヌ
11
戦国武将を中心に、名だたる武将に関係する温泉が紹介される。興味のある温泉地も沢山あり、ますます行ってみたい温泉が増えた。武田信玄ゆかりの温泉の数の多さに驚かされる。長野県多し。2022/08/04
いとう・しんご
10
読友さんのレヴューで借りてきました。ホント、良い本を教えていただきました。コロナで二の足を踏んでいる温泉好きの欲求不満を癒やしていただける一冊。手元に置いて、今年はどこへ行こうかなぁ、と愉しむのも一興なんめり~~。2022/10/07
こぺたろう
9
時間が少しできたので、読了。寝転がって読むのにちょうど良い本でした。来月中旬、紹介されている山梨県の温泉に行く予定なので楽しみです。ただ、訪問するまでの、この先1ヶ月はめっちゃ忙しくなりそう。ひと山乗り越えた先の報酬だと思って頑張ろう。本の内容ですが、適度に歴史の蘊蓄が散りばめられており、かつ、温泉愛も感じられる良書でした。2024/10/12
れい
8
【図書館】近畿は紹介数少ない。やっぱり温泉は火山帯に多いから?近畿は帝の勢力が強くて武将はあまり育たなかった?現実的に行けそうなのは、有馬温泉。てっぽう水というサイダーを湯上がりに飲みたい。泥水のような湯はどんな臭いがするのかな?2022/06/11