せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと

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せんそう 昭和20年3月10日 東京大空襲のこと

  • ISBN:9784487808731

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内容説明

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わたし(千恵子)は東京・浅草の洋品店で育ちました。
チーコと呼ばれていました。
兄弟たちは疎開し、父親は戦争にいってしまいます。
1945年3月の寒い、風の強い夜、なんの前ぶれもなくやってきたB29爆撃機の大軍のために、焼夷弾で町中が焼かれ、わたしは母親と、母親が縫って作ってくれた人形をもって、無我夢中で逃げました…
10万人以上が一夜で亡くなった、世界最大の空襲・東京大空襲。
本書は、作者みずからの体験をもとに描かれた、初の本格的な東京大空襲の絵本です。
作者の塚本千恵子が少女時代に体験した、この空襲において、母親の犠牲により一命をとりとめた実体験を、息子の画家・塚本やすしが絵本にまとめました。

目次

本文

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nakanaka

88
塚本さんの可愛らしい絵が戦争によって起こる悲劇をより一層際立たせます。息子たちも絵本の内容にショックを受けていました。読んでいて涙が出そうになります。「せんそうはきらいです。」という最後の言葉が全てを物語っていますね。戦争が世の中から無くなってくれることを心から願います。2017/03/17

かおりんご

46
読み聞かせ(346)来週の今日は、東京大空襲から70年目の日。あの戦争を忘れないために読んだ。どこまで心に響いたかは分からないけれど、忘れてはいけない日。2015/03/03

かおりんご

44
読み聞かせ(297)毎年恒例になりつつある、この本の読み聞かせ。言葉を補いながら、読みました。悲惨さが伝わればいいなと思います。2016/03/10

かおりんご

39
絵本。東京大空襲の実話を絵本にした作品。最後の言葉がつきささる。戦争は、イヤだ。2014/03/04

かおりんご

38
東京大空襲の日に、平和教育でとりあげました。読み聞かせをしたのだけれど、子供の心に響いたようです。戦争は国と国の戦いなのではなく、直接戦闘には関係のない民間人も巻き添えになったことを、知る必要があると思います。2014/03/10

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