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内容説明
投資家と企業のどのような対話が企業価値を高めるのか。どのような尺度で成果を計るのか。ESGにどう取り組むか。具体例を元に解説する。
本書の問題意識は2つある。第1に、投資家は投資先企業に対し開示を求めるばかりで、自分たちの考えを投資先企業やお客様などインベスト・チェーンのステークホルダーへ十分に伝えていないのではないかということである。第2に、「対話」において試行錯誤している内容を具体的に公開することで価値創造につながる「対話」とは何かという議論を喚起できるのではないかということである。
本書では、カルビー、ナブテスコ、名古屋鉄道など企業名を明記し、具体的なやり取りを公表することで臨場感を感じてもらえるように「対話」を開示。かたちだけの「対話」に終わらず、新たな意味が生まれ、価値が創造される道を探る。
目次
第1章 企業と投資家の「対話」について考える
第2章 企業評価モデル――エクイティ・スプレッドモデル、ESGインテグレーション活用の実際
第3章 「対話」の実例――東京海上アセットマネジメントが行った投資先との建設的な対話
第4章 価値と共感を生む「対話」とは
第5章 サステナブル投資の現在と未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TATA
21
うーん、やっぱりESG投資で社会的貢献と経済価値の増大という双方のプロセスを説明することは難しいことと改めて理解。2022/09/13
Go Extreme
1
企業と投資家の「対話」について考える: なぜ「対話」が重要なのか 対話の実際と埋まらないギャップ 対話の起点としての情報開示 サステナブル投資と「対話」 企業評価モデル―エクイティ・スプレッドモデル、ESGインテグレーション活用の実際: ESGインテグレーション ESGRスコアのパフォーマンス 対話の実例―東京海上アセットマネジメント 価値と共感を生む「対話」とは サステナブル投資の現在と未来 建設的な「対話」による共感と価値の創造 ニューノーマル時代の開示と「対話」 ESGの現在地未来 サステナブル投資2021/12/29
yosuke
0
ESGとかサステナビリティを追求するのはいいが、あくまで本業務でしっかりと稼ぐことが重要。でないと、言い訳にしか聞こえない。慈善事業じゃないんだから、どれだけ綺麗事を言っても上辺の議論にしかならないのではないか。2023/02/17
West New York
0
投資家目線での価値創造という考え方は、経営側からも非常に参考になる。インベスターとの対話の大切さ、そして日本の会社はまだまだ足りていない事を認識した。2022/10/10
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