内容説明
徒然草の「つれづれ」を「無為」という視点からとらえ、その思考の根底にあるものは何かということについて考える。徒然草の表現が生まれるひとつの動機、根本的衝動として、「自然」というあり方が大きな意味をもつことを解き明かす。
目次
第一章 徒然草の「つれづれ」
第二章 徒然草と老荘
第三章 徒然草の時代
第四章 徒然草と無常
第五章 徒然草の「道」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うののささら
73
徒然草は吉田兼好が鎌倉時代末期に書いた日本3代随筆。徒然とは喜怒哀楽を抑えがたいと抱きつつ推移に身をまかせる情態でいらだたしさを抑え表面は平静を表すことらしい。徒然と向き合い世相を鋭く観察し、それに対する批評を楽しむ。与えられた束の間の生命を充実して生きるため生きることを解明をする。人間のかけがえなさと死の現実を認識し、大切なことにどれだけはやく気づくこと、大事なこと以外捨てないと何も成就しないと兼好は言う。生きることの意味がわかる、こんな素晴らしい話とは知らなかった。授業で教師はちゃんと教えて欲しい。2022/01/24




