サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化

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サステナブル経営とコーポレートガバナンスの進化

  • 著者名:松田千恵子【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2021/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296110643

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内容説明

プライム市場で生き残り、企業価値を上げるコーポレートガバナンスとは?
そんな疑問に答える最強の指南書。
ガバナンス改革は、経営改革だ!

企業でガバナンスに携わる人のバイブル、「これならわかる コーポレートガバナンスの教科書」、
「ESG経営を強くする コーポレートガバナンスの実践」の筆者、松田千恵子氏のシリーズ第3弾です。
2021年6月に再改訂されたコーポレートガバナンス・コードに完全対応。
新たに盛り込まれた原則の意味や背景を紹介し、サステナブル経営のポイントを指南します。

2022年4月に東京証券取引所の市場区分が変更され、企業にESGが不可欠なものになります。
特に最上位の「プライム市場」には、より高度なガバナンスが求められます。
企業価値を高める取締役会の運営とは?
近年、日本で力を増すアクティビストへの対策は?
など、日本企業が直面するガバナンスやサステナブル経営の課題について、分かりやすく解説します。

「ガバナンスにどう対応するか」という解説はもとより、そこから一歩踏み込んで、
「マネジメントとしてこれからどうするか」という解説も充実させました。

「サステナビリティやガバナンスは専門的で難しいかも」という人でも大丈夫です。
今回も「難しいことは言わない」「綺麗ごとも言わない」「何かあればイチから説明する」の三原則を貫きました。
コーポレートガバナンスの本質的な事柄について、「腹落ち」できることを目指しています。
企業の経営者やガバナンス関係者だけでなく、企業におけるマネジメントをどう考えるか・どう変えていくかを考えるビジネスパーソンにも役立つ、経営指南書の「決定版」です。

目次

第1章 これからのカギを握るコーポレートガバナンスの進化
第2章  進化へのポイント1 プライム市場における高度なガバナンス
第3章  進化へのポイント2 モニタリング・ボードの実効性
第4章  進化へのポイント3 サステナブルな事業の将来像を描けるか
第5章  進化へのポイント4 資本コストを踏まえた事業ポートフォリオマネジメント
第6章  進化へのポイント5 人的資本への注力が将来を決める

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみやん📖

9
仕事で読んだ本。コーポレートガバナンスについて、いつか知っておきたいと思っていたので良い機会だった。とっつきにくいこのテーマも松田先生の軽妙な解説にかかるととても分かりやすくなる(少し分かったつもりになる)。形だけいろいろな制度や仕組みを取り入れても社会や投資家、従業員から見放されることが分かった。何より重要なのは、経営者の才覚や能力だと思った。2023/09/16

かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO

8
取締役会の機能として、難しそうだなと特に思ったのは、指名・報酬委員会をしっかりワークさせること。これはオーナーの代表取締役の意向が強すぎると全くワークしなそう。どちらかというと、サボってる代取や取締役の手綱を握ることだから、こういったことができてくると、コーポレートガバナンスが正常に回ってると言えそう。あとは、子会社の管理。子会社を管理するためのインフラが不足してると書いてあったが、加えて子会社のコーポレートガバナンスを対応する人も不足していそう。2022/05/07

miohaha

4
お仕事関連本。相変わらず松田先生の文章は明解でよく切れるナイフのような小気味良さがあります。コーポレートガバナンスコード改訂の狙い、企業がどうあるべきか、よく理解できました。日本企業の課題はそのまま自社に当てはまり、怖いぐらいでした。2022/04/23

satoiwa

4
ガバナンスとマネジメントは合わせ鏡。CGコードの改訂、SDGs、ESG、資本コスト、人的資本、、、それぞれをバラバラでしか理解できていなかったが、本書ではそれらが、経営戦略とマネジメントにどう関係しているのか、実際の経営をどう進化させていくべきなのかの、について分かりやすく概観と方向性が示されており、手触り感をもって理解を深めることができた。2022/03/13

Hal

3
CGの全体像を示した上で、ではいかに実践するかというところまで触れているのが印象的(経歴拝見するとコンサルだったようなので納得)。ふざけた役員(企業あるある)をばっさりきりすてるなど、読みやすさも考慮している一方で注記は細かく、ちょっと気になったところを知るのにも便利だった。 当然だが全体像であって、ここから先に踏み込むにはこれでは足りずあくまでも入門書。 細かいところではマテの捉え方が一般的でないような気もしたが、現場担当者が参考にするというより新任取締役や古くからの経営陣向けとして良書だと思う。2024/01/01

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