日本経済新聞出版<br> 人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略

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日本経済新聞出版
人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略

  • 著者名:田村正之【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2021/12発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358952

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内容説明

◆2022~24年改正に完全対応――新制度を上手に活用して「老後の備え」を見直す
 2022年5月からiDeCo(イデコ)の加入可能年齢が拡大、2020年度の税制改正で使いやすくなったといわれるNISAも24年に新たな制度がスタートするなど、いま「人生100年時代」を見据えた資産づくりを見直す好機を迎えている。公的年金制度も2020年5月に成立した「年金制度改革関連法」のもと、22年4月から順次施行される。
 まさに、リタイア後の最大の支えである公的年金と、イデコ・NISAといった自助努力を総合し徹底活用できるかどうかで、老後の生活が大きく変わる時代に突入したのだ。

◆老後資金づくりはあなた次第――「お金を殖やすツボ」がわかる一冊
 本書は、日経で一番詳しい経済記者が、ニュートラルな立場から、新たな制度の活用と「お金を殖やすツボ」をわかりやすく解説する。昼の情報番組で取り上げられるなど話題となった好評既刊『人生100年時代の年金戦略』、および同じく話題書となった『税金ゼロの資産運用革命』の2つの本のエッセンスも統合、「安心な老後」をつくるお金の知識が満載である。
 著者の試算では、2022年から24年にかけての大改正により、公的年金、イデコ・NISAなどをフル活用するかしないかで、平均的な給与所得者でもつくれる資産に2000万円以上の差が生まれる。早めに準備すれば、その額は数千万円にも。そうした試算もわかりやすく織り込みながら、図解も多用しポイントを解説。給与所得者から自営業、パート、独身者まで、「新しい日常」の時代に人生を謳歌したいすべての人に必携の一冊。

目次

第1章 総論「イデコ・NISAで世界まるごと積立投資+年金フル活用」
第2章 年金は人生のリスクに備えるお得な総合保険
 1 30分でわかる公的年金
 2 誤解だらけの年金財政
第3章 公的年金、フル活用のための実践術
 1 繰り下げ受給は老後の大きな安心材料
 2 70歳まで厚生年金加入で働くと年金は大幅増
 3 パート・非正規・シニアなど短時間労働者も厚生年金に入りやすく
 4 別れる前に知りたい離婚年金分割
 5 遺族年金は家族の形で大差
 6 障害年金の知識があなたを守る
 7 フリーランス 数多い年金増の選択肢
 8 年金生活の手取りを増やす確定申告
第4章 運用で確実に増やすセオリー
第5章 老後に備える最強の投資優遇税制 確定拠出年金
 1 DCの種類と全体像をまず把握
 2 投資優遇税制の王様、イデコの基本編
 3 2022~24年、DCは2段階で大幅改正
 4 実はお得な企業型DC
 5 受け取り方の工夫でDCの税・社会保険料を減らす
第6章 2つのNISA、完全活用
 1 利益が出たときだけ恩恵、デメリットも
 2 つみたてNISA完全活用
 3 一般・新NISAの仕組みと注意点は?
終 章 人生100年時代の新戦略

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

21
日経WOMANに記載があったお薦め本、分厚いの数冊を早速スタッフが買い込み共有。 イデコ、まだ知名度が上がる直前2018年、社労士さんのセミナーに行きまくっていたのを思い出します。 わたしは目次で興味がある箇所から、派生してマインドマップのように読み広げていくのが好きなのですが、本書は社労士試験テキストの目次のように詳細です。年金の知識にプラス、永く生きることを前提に最新のデータ詳細を勉強のために読むことに徹しました。 個人的にはやるべき事がまだまだあるな。。と否が応にも確信する一冊になってしまった。2022/09/15

入道雲

8
年金にまつわる基礎と最新事情や今後がまとまってます。とても覚えきれるものでもないので、上手くポイントを理解して、自分の人生設計に組み込みたい。時々や、数年後の改版(あればですが)で思い起こして年金設計の点検にしたい。2022/07/11

よしどん

3
今気になっている「年金」「イデコ」「NISA」について知りたくて読んでみた。結構丁寧に説明されていたので、今までわからなかったことがいろいろと解決できた。図表が横書きなので、文章も横書きにしてもらえるともっと読みやすかったかなと思った。2022/10/09

のら

3
年金について「保険」という視点で書かれたものは信頼できる。一方「損得」のみで書かれたものは信用できない。本書はきちんと保険の視点で書かれているので信頼できる。とは言え、内容は割と高度&実践的。本書では年金額を改定するルールやマクロ経済スライドを重点的に説明している。ここは複雑な年金制度の中でも特に難しい仕組みでもある。2022/08/29

ゼロ投資大学

3
人生100年時代だからこそ、年金制度について理解を深め、制度をしっかり活用して老後に不安を無くすべきである。本書によれば、日本の年金制度は良く出来ており、保険料の増額や年金の減額はあるけれども破綻せず、制度は維持されるだろうという見解である。ideco・NISA・小規模企業共済などの制度を活用すれば、節税のメリットを享受しながら、さらに安心を得ることができる。2022/04/19

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