父がひとりで死んでいた 離れて暮らす親のために今できること

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父がひとりで死んでいた 離れて暮らす親のために今できること

  • 著者名:如月サラ【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 日経BP(2021/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296111459

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内容説明

ネットで8万人が共感!
「父がひとりで死んでいた」いよいよ書籍化

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2021年の正月が明けて間もなくのこと。
遠く離れた実家で父が孤独死していた、という連絡を著者は受けます。
警察による事情聴取、コロナ禍の中での葬儀、
実家の片付け、残されたペットの世話、
さらには認知症になった母の遠距離介護まで――。

父を亡くしたショックに立ち尽くす間もなく、
突如直面することになった現実をひとりで切り抜けていく日々と、
心の動きをリアルにつづったエッセイ集です。

「日経xwoman ARIA」で連載中の大反響のコラムを書籍化するにあたり、エッセイに加えて“離れて暮らす親のために今できること”という観点の情報コラムを新たに書き下ろすなど、大幅に加筆しました。

 ・見守りサービスをどう利用する?
 ・親がペットを残して亡くなった場合はどうすればいい?
 ・空き家になった実家をどうする?
 ・親を失った悲しみにどう対処すればいい?
 ・おひとりさまの老後にどう備えればいい?

2025年、すべての団塊世代が後期高齢者になります。働き盛りの40代~50代が直面するであろうこうした問題について、エディター、ライターとしての豊富な経験を積んできた著者が、自ら体験して調べて得た知識を惜しまず共有します。

目次


第1章  ある寒い冬の日、遠く離れて暮らす父が孤独死していた
第3章  父亡き後に残された老猫4匹 東京への移動大作戦を敢行
第4章  「ごめんねえ、お父さん」遺影を見て認知症の母は言った
第5章  父が亡くなり母は施設へ 残る無人の一軒家と維持費問題
第6章  住む人のいなくなった実家は驚く速さで荒れ果てていった
第7章  「号泣するなんて恥」父の死を悲しむ自分が許せなかった
第8章  私には緊急連絡先がない ひとり老いてゆく未来を考えた
第9章  無人の実家に通いながら考えた、これからの仕事のこと
第10章 一番仲良しの叔母が亡くなった そう知った認知症の母は
第11章 故郷を遠ざけてきた私を、友人たちは近くで支えてくれた
第12章 父の死が紡いでくれた新たな「縁」 生きてゆく力になる
終章  父がひとりで死んでいた─ ひとり娘から父への手紙

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Comit

51
市立図書~父を孤独死で亡くした著者が、その事後処理と父への想いを、noteというメディアプラットフォームへ書き綴ったものが書籍化されたもの。遺品整理、財産相続、ペット、空き家対策、生前にしておくべきことが、著者の実体験を通してわかりやすく説明されている。長年、父と面と向かって話す機会のなかった著者が、遺品整理をしていく中で、若き日の父に触れ、どのような人物だったかを深く知るようになる…他人事ではないですね(汗)うちも父が遠方で一人暮らし。今からしておかなければいけないことが山ほどあります。 共感本✨2022/06/09

Tenouji

37
家族の問題は、プライベートな面もあるが、実は、時代と強く関連していたりする。このように実例で書かれた本は、非常にありがたい。2022/01/24

たーさん💎💎

36
図書館本 私も父を亡くし、遠距離介護していた時のことを思い出しました。如月さんは一人っ子だったので大変だったと思うけど、仲の悪い兄弟がいないだけマシだったのかも。うちは妹と確執もあったしほんとに大変だった。でも居てくれたから如月さんのように全て自分で抱え込まなくて良かったのかもしれない。誰しもが通る道。もしや自分も孤独死するかもしれない。それも突然。いつの時でも準備必要かも。最後まで読んで涙しました😭2025/01/23

ぐっち

31
日経のメルマガで、家と似たケースだと思って手に取ってみた。作者の如月さんも九州、母親のほうが先に調子を崩して入院→ホームに入っていた間に先に父のほうが亡くなったケース。母のことは気にかけてたけど、父への覚悟ができてなかったかも?違うのは如月さんはひとりっ子でうちは三人きょうだいなこと。きょうだいがいると助かることも面倒なことも両方ありますね。似たような人がいることを本を通じて知れるのはよいなと思います。2021/12/29

ほう

29
引き込まれるようにして読んだ。認知症を患った母、一人暮らしとなった父が孤独死という形で亡くなったこと。著者が一人っ子で、父とはあまり交流がなかったことや、コロナが蔓延していた事など、いろいろな要因が重なっての結果に胸が塞ぐ。そして、残された家、ペット、荷物、自分の感情。その時にならないとわからない事が多すぎるような気がする。2024/04/07

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