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内容説明
卑弥呼のついたウソがわかれば、邪馬台国論争は終焉する。倭国の女王・卑弥呼は、魏の使者の邪馬台国訪問を、あらゆる手段を講じて、妨害していたのではないか。邪馬台国から朝鮮半島に続く道は、古代の流通と外交上の要衝であった。ところが対馬、壱岐を経由して九州島の末盧国にたどり着いたあと、「魏志倭人伝」には不思議な記事が載る。末盧国には四〇〇〇余の人家がある。山海のまぎわに棲んでいる。草木が茂り、前を行く人も見えないほどだ。(中略)東南に陸路を進むと、五〇〇里で伊都国に到着する……。末盧国から伊都国に向かう重要な道が獣道よりもひどかったという話、にわかには信じられない。ここは、船を利用するべきだったし、普段の倭人は、そうしていたはずなのだ。最後の最後で、船を使えぬ重大な理由があったのではないか……。文献と考古学から最大の古代史ミステリーに迫る! 文庫書き下ろし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
8
この本を読んでも、高地性集落が東遷していった謎は残った2022/02/16
yuki
2
著者の説は別として、邪馬台国論争の整理にはとても有益だった。著者の説は、想像力が働き過ぎているが、可能性という意味では否定できないのかも。2022/01/09
清角克由
1
何冊目になるかわからない邪馬台国関連本を読み終えました 最新の考古学研究、古事記、日本書紀、魏志倭人伝を組み合わせ読み比べるることで作者による大胆な建国歴史が展開される 北部九州の女王卑弥呼は、「トヨ」神功皇后軍に滅ぼされ、神功皇后は魏に対して後継者であると詐称。奈良のヤマトはその皇后を裏切り、皇后は南九州に逃亡。疫病の流行で弱体化した奈良ヤマトに皇后の子孫が凱旋…大河ドラマになりそうな逆転劇でワクワクする。2022/09/19
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