日本経済新聞出版<br> インパクト投資 社会を良くする資本主義を目指して

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日本経済新聞出版
インパクト投資 社会を良くする資本主義を目指して

  • ISBN:9784532358983

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内容説明

資本とイノベーションを利用し社会・環境問題を解決する
新しい経済システム「インパクト投資」を創始者が解説する
「FTが選ぶ2020年ベストブック」

「インパクト投資は、人類の経済システムを変革し救済するための、重要な新アイデアである」
――ポール・ローマー(ノーベル経済学賞受賞者)
「善行と経済的成功を両立したい人の必携書だ」
――ボノ(U2)
「[インパクト投資の]目標は、社会的な目的を組み込んだ新しい形の資本主義を築くことにほかならない。本書はこの革命に関心があるすべての人に読まれるべきだ」
――マーティン・ウルフ(フィナンシャル・タイムズ紙チーフ・エコノミクス・コメンテーター)

[著者紹介]
ロナルド・コーエン(Sir Ronald Cohen)
サー・ロナルド・コーエンはグローバル規模のインパクト革命を主導する先駆的な慈善家、社会イノベーターであり、ベンチャー・キャピタリスト、プライベート・エクイティ投資家でもある。現在はインパクト投資グローバル運営委員会(GSG)委員長およびポートランド・トラスト会長を務める。社会的投資顧問会社ソーシャル・ファイナンスをイギリスとアメリカ、イスラエルで共同設立したほか、G8社会的インパクト投資タスクフォース(G8T)委員長(2013~2015年)、イギリスの社会的投資タスクフォースの委員長(2000~2010年)、英国ベンチャー・キャピタル協会創設会長、欧州ベンチャー・キャピタル協会会長を歴任。

目次

読者のみなさんへ
はじめに

第1章 インパクト革命 リスク・リターン・インパクト
第2章 インパクト起業家の時代
第3章 インパクト投資が作るニュー・ノーマル
第4章 インパクトを事業に組み込む
第5章 インパクト哲学の夜明け
第6章 より大きな問題をより早く解決する政府
第7章 インパクト資本主義の「見えざる心」

用語集
原註

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

3
異論はありません。日本のGPIFも記載されていました。年金はどこの国も高額の運用をしているから、インパクトが大きいですわな。 これは、誰が読めば良い本なのだろうね。個人投資家では、インパクトはほとんど無いし。消費者もめぐりめぐって関係はするはずだけど、まあ無理だろうし。 結局は、大きな組織(国、大企業、財団等々)が、やってね、ってところじゃ無いかね。それを、一般の人(リテラシーがある人)が監視するのかねえ。 仰ることはもっともだけど、私が読んでも、暇つぶしにしかならない本だな。2022/03/12

gokuri

2
まだまだ、未成熟でありながら今後大いに期待されるSIB,DIBについて、米国、欧米の実際を記述した本。投資家、慈善家が大きな役割を果たしていることがポイントだと思うが、日本では核となるべき「慈善家」の部分が「財団」とならざるを得ないような気がして、その主体に不透明感が残るが、日本でもこうした動きが始まっていることを初めて知った。 休眠口座利用のアイディアもここから派生していたのだ・・・。2022/06/16

はせがーとも

0
金融にありがちな、自分がやってることは世界を変えているという無垢な勘違い。本当にちゃんとビジネスと繋げたい。2024/02/07

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